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高校受験は「塾なし通信教育のみでも可能か?」について解説します

高校受験は「塾なしで通信教育のみでも可能か?」について解説します

tana

元塾講師のTanaです。今回は高校受験にむけ塾なしで通信教育のみでも合格できるのだろうか?という疑問について詳しく解説をします。

結論からいえば、高校受験にむけ塾なし通信教育のみでも偏差値によっては可能です。

なぜなら通信教育のみで得られる学習レベルには限界があり、志望校のスタイルや偏差値によっては学習塾で知識を習得しなければ極めて難しいといった現実があるため。

  • 公立高校を志望‥通信教育のみ塾なしでも可能。
  • 私立高校を志望‥通信教育と塾の併用が望ましい。

この結論について、さらに詳しく解説をします。

通信教育の高校受験におけるカバー範囲

通信教育の高校受験におけるカバー範囲

まず知っておきたい「通信教育のカバー範囲」について解説します。

レベルカバー範囲
基礎
ハイレベル基礎
応用×
特殊問題×

通信教育でカバーできる範囲は、基本的に「基礎部分のみ」です。

最新式の通信教育(デジタル教材)ではAIシステムによるドリル機能搭載といったものもありますが、このAIシステムを用いても応用範囲までアレンジして出題することは不可能。

あくまでもAIシステムは基礎力向上にむけたサポート機能として搭載されているため、基礎部分(ハイレベル含む)以外の応用部分については対応できません。

したがって通信教育でカバーできる範囲は「基礎部分のみ」ということを知っておき、志望校の偏差値やスタイルに合わせて塾なし塾ありといった学習スタイルを考える必要があります。

 

基本問題が中心の「公立高校」は塾なしでも十分に可能

基本問題が中心の「公立高校」は塾なしでも十分に可能

通信教育でカバーできる葉には、偏差値的にいえば「公立高校60あたりまで」といったところ。

難関レベル対応の通信教育であればハイレベル基礎問題まで学習できるので、公立高校受験で出題される基礎問題中心の内容であれば十分に対応できます。

公立高校受験では、基礎基本以外の応用問題は出題されません。

したがって公立高校を志望する場合は通信教育のみで、塾なしでも十分な対応が期待できます。

 

応用問題が入る「私立高校」は塾なしでは十分といえない

応用問題が入る「私立高校」は塾なしでは十分といえない

私立高校受験になると、学校独自の「特殊(応用)問題」が出題されます。

この応用問題へ対応するためには通信教育の基礎的な学習のみでは不足で、学習塾などの活用によって応用部分における知識をカバーする必要があります。

  • 通信教育‥基礎部分の学習
  • 学習塾‥応用部分の学習

私立高校受験の場合はこのように通信教育と学習塾を併用することが望ましく、通信教育のみでは応用部分を十分にカバーできないため頼り過ぎるのは禁物。

あくまでも通信教育で基礎部分の知識を得ながら、さらに学習塾などによって応用部分の知識を得る。

この通信教育と学習塾を併用する学習スタイルが私立高校受験の場合には適しているため、あくまでも通信教育は基礎部分の見直しや復習といった意味で活用することがおすすめです。

 

まとめ

tana

まとめるとこうなります。

  • 公立高校受験は「通信教育のみ塾なし」でも十分に可能。
  • 私立高校受験は「学習塾と通信教育の併用」がおすすめ。

通信教育はその特性上、基礎基本についてはしっかりと学習できるというメリットがあります。

その代わり私立高校受験などでよく出題される応用問題への対応は難しいため、基礎基本のみが出題される公立高校受験にはとくにぴったりの学習スタイルです。

ぜひこのような通信教育の特性を考慮したうえで、めざす志望校との兼合いも含めお考えになってみてください。

 

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