こんにちは、元塾講師のTanaです。
今回は「中学生の高難易度学習に適した通信教育を知りたい」という疑問に答えます。
難関または超難関(高難易度)といわれる公立高校や私立高校受験へむけ、難易度の高い志望校対策ができる通信教育について元塾講師の視点から詳しく解説。
また消費者視点を第一に「本当に知りたい裏情報」まで判断材料に取り入れたうえ、高難易度の高校入試対策で確実な結果へつながることを大前提に、私が中学生にベストと思う通信教育をピックアップしていきます。
また後半では中学生の高難易度学習へむけた通信教育の選び方についてもレクチャーしていくので、こちらも並行してぜひお役立てください。
中学生の通信教育「高難易度」の受験対策におすすめベスト10選
一口に中学生むき通信教育といっても、3つのスタイルがあります。
- ベスト通信教育スタイル「オンライン指導型」
- おすすめ通信教育スタイル「デジタル型」
- 人気の通信教育スタイル「ペーパー型」
✔ オンライン指導型‥直接的に講師と情報共有できる。マンツーマンで自由に質問ができるため高難易度対策として極めてベストといえる通信教育スタイル。
✔ デジタル型‥ペーパー型の進化系となるインターネット端末を通じて学ぶ通信教育スタイル。情報量の多さ・動画・音声などペーパー型では表現できない部分が可能となるなどがメリット。
✔ ペーパー型‥昔から人気の紙教材を使った通信教育スタイル。デジタル系では落ち着いて勉強できないという場合に適しており、選び方次第で高難易度対策ができる。
それぞれの通信教育スタイルから中学生に対してより高難易度対策が期待でき、高い充実度によって確実性なハイレベル学習が期待できるサービスをピックアップします。
中学生の高難易度対策にベスト「オンライン指導型」通信教育
通信教育「オンライン指導型」の特徴 | |
メリット | 講師との対面指導となるため疑問解消しやすい。中学生の教科書以外における難関部分においても学べるため高難易度の学習として極めて適したスタイル。 |
デメリット | 対面指導となるため人間関係が苦手な場合はやや難しい。消極的な性格の中学生は指導時間を有効に利用できないこともある。 |
①安定感バツグン「学研オンライン家庭教師」
中学生の高難易度対策として、まずおすすめの通信教育と思うのが学研のオンライン家庭教師。
すでに学研という時点において信頼性は極めて高いですが、実際にその構成・指導内容・カリキュラムなど難易度を総合的にチェックしても、やはりおすすめと言わざるを得ないためピックアップしました。
この中学生むき通信教育はとくに高難易度カリキュラムが設けられており、かなり目標達成へつなげやすい構成。
さらに一定のスキルを有する講師陣が待機しており、
学生・プロいずれにおいても高いクオリティで学習効果の
期待できる人材揃いによる高難易度対策ができます。
また学研オンライン家庭教師で使用される機材システムは、もっともスムーズな情報共有が期待できる「Webカメラのみ」というスタイル。手元カメラを用意する必要がなく、画面に表示される共有ノートに双方向から書き込めるため中学生が高い難易度学習をストレスフリーで受講できる通信教育です。
学研といえば全国チェーンの学習塾・訪問型家庭教師で有名ですが、これらのボリュームある情報から高い難易度の志望校に沿った詳細な学習計画にもとづく指導が大きなメリット。過去の合格実績も極めて豊富で、国内でもトップレベル(超難関校)への結果も出しているため非常に期待大といえる通信教育。
費用面についても健全性が高い体系となっており、中学生が安心して受講できる高難易度オンライン指導です。
✅ 私のレビュー
②講師が優秀「オンライン家庭教師 e-Live」
中学生が高難易度対策のできる通信教育として、これまた優秀といえるのがオンライン家庭教師e-Live。
まだ歴史の浅いオンライン指導のため口コミ数などは少なめですが、じつは国内でもトップレベルに信頼できるといっても過言ではないオンライン指導の会社になります。
というのも私も何度か電話確認をして通信教育内容をチェックしてきましたが、電話口にどの担当が出ても至って明快な解答で不安になる要素は全くなし。またオンライン家庭教師がもっとも渋って答えてくれない費用面の質問をしても、この会社だけはしっかりと丁寧に教えてくれるため極めて好感が持てました。
またオンライン家庭教師e-Live最大の特徴ともいえるのが、紹介制によって集まった講師陣。
おもに教え子を中心にその紹介で講師が集まっており、学歴だけではなく人間性まで
熟知したうえで採用しているため、かなり難易度の高いクオリティの人材が講師として在籍しています。
実際に通信教育のウェブサイトでも高学歴で驚くほどの高スキル講師ばかり在籍しているのが分かり、この時点でも国内トップレベルともいえる高難易度に対応可能なハイレベル講師陣を確認できるかと。掲載されている講師はほんの一部なので、全体ではこのようなハイスキル人材が非常に多く待機しています。
また指導を受ける講師だけではなく、中学生に対して担当、副担当の3人がサポートしてくれるため極めて安心。
とくにオンライン家庭教師が初めてという中学生でも、途中で「教科変更」が可能となっており、さらに「指導回数は自由」という極めて利用しやすいシステムで安心して始めることができる高難易度対応型の通信教育です。
私もプロ視点から徹底チェックしましたが、間違いなく中学生のハイレベル学習におすすめのオンライン指導です。
✅ 私のレビュー
→ オンライン家庭教師「e-live(イーライブ)」口コミなどを徹底調査!
③新しいスタイル「スタディコーチ」
このスタディコーチは基本的にオンライン指導ですが、より簡易的なスタイルが特徴の通信教育です。
いくつかの選べる高い難易度のコース設定があり、それぞれのコースで特徴ある履修スタイルが目立つかと。オンライン指導中心のコースから映像授業中心のコースなど、さらに添削指導のみなどバリエーション豊富な構成となっているため、使いようにおいては中学生における高難易度の志望校対策として便利な通信教育かと思います。
また全てのコースで東大生または早慶生が中心に担当しており、講師レベル(学歴)を選んで受講することが可能。もっともハイレベル講師は費用も高く、簡易的なコースになるほど安い費用で受講でき、全体的に中学生が高クオリティで高難易度の指導を受けられるのがメリットです。
スタディコーチのYouTubeチャンネルを見てもわかりますが、勉強のやり方やコツなどを中心に合理性の高い学習方法を教えるというメソッドのオンライン指導。
実際にしっかり裏付けのある説明で勉強法を解説しており、この動画からも中学生における通信教育スタディコーチの難易度対応・クオリティがよく見えてくるかと思います。
新しいスタイルのオンライン指導なので、初めは仕組みが良くわからない部分もあると思います。
私も正直いって詳しく探ってみるまでコース内容などが見えてきませんでしたが、ハッキリと理解できてくると現代風で効率的、しかもピンポイント効果を狙った高い難易度対応可能な中学生におすすめの通信教育であることがわかりました。
私もうまく説明できないので、ぜひウェブサイトで詳細をチェックしてみてください。
✅ 私のレビュー
→ 元塾講師が探る!スタディコーチの口コミ・評判および徹底レビュー
④運営歴が長い「オンライン家庭教師WAM」
私としては「塾より成績上げます!」という、かなり強気な表現に期待してみるのもいいかなと。
ここまで言い切っていいのだろうかと心配にもなる高難易度対応の通信教育ですが、オンライン指導業界のなかでも究極といえる強気発言をしている会社はほかに見ません。
実際に内容はどうだろうと詳しくチェックしてみましたが、指導内容・講師・カリキュラムいずれにおいても中学生にむけ根拠ある対策が講じられており、しっかりと有意義な高校入試対策ができることは間違いないかと。
とくに通信教育カリキュラムにおいては詳細に設定されており、公立高校入試、私立高校入試、定期テスト、理科・社会、中高一貫校内申などの対策が可能で、いずれも特化型の高難易度専門カリキュラムによって中学生が確実性の高い家庭学習を実現できる構成となっています。
オンライン指導における使用機材についても「Webカメラのみ」という
意思疎通のしやすいスタイルで、手元カメラを使わないため中学生にとって極めてスムーズな情報共有を実現できる構成。
また講師陣はすべて指導センターから一斉配信するため、個人宅のように雑な指導になるとはまず考えられず、通信環境についても安定感のあるハイレベル指導が期待できる配信システムも大きな特徴です。
プラス20点の成績保証も設けられており、一定の期間内で成績向上しない場合は返金制度もあるという高難易度の志望校に対して自信満々のスタイル。ここまで強気で通信教育運営されているということは、中学生にダメもとで試してみる価値のあるオンライン指導ではないでしょうか。
オンライン家庭教師WAMは運営歴がかなり長く、いわゆる老舗的な存在のオンライン指導サービス。
したがって内容・構成をはじめシステム全般において安定感は抜群で、過去の実績も豊富にあるため高難易度の高校受験対策として、中学生に利用する価値は十分に期待できる通信教育と私は思います。
✅ 公式サイト
中学生の高難易度対策におすすめ「デジタル型」通信教育
通信教育「デジタル型」の特徴 | |
メリット | 動き・音声など五感を使って学べるため理解の期待値が高い。インターネット特性を活かした中学生の先取り学習もできるため学習効率に優れる。 |
デメリット | インターネット端末に慣れていない場合は現実感を得られにくい。物理的な学習ではないため中学生がデジタル特性を理解しないと探し物などが見つかりにくい。 |
⑤ハイレベル学習が可能「スタディサプリ中学講座」
中学生へ難易度対策できるデジタル通信教育を選ぶなら、まず定番といえるのがこのスタディサプリ。
かなり有名で人気なのでご存じかもしれませんが、実際にスタディサプリを利用してみるとその性能・品質・理解しやすさ・中学生の高難易度対応などが総合的に極めて良くわかるかと思います。
とくに通信教育スタディサプリの特徴となるのが「神解説講師による映像授業」という部分で、この講師たちの授業解説は逆算に基づいた順序正しい説明。これまで理解できなかった単元もスタディサプリの映像授業によって、高い難易度の分野・単元でも中学生が完全理解することも大幅に期待できるクオリティとなっています。
とにかく「わかりやすく説明するので理解して欲しい」という熱血漢あふれる
授業解説となっており、身振り手振りで伝えようとする講師の姿勢は極めて好印象。
中学生で学ぶすべての単元においてこの映像授業が用意されており、高難易度の単元までかなり理解しやすい環境で学べるデジタル通信教育です。
また全ての映像授業には受講テキストが用意されており、複数の設問も掲載されているため中学生における授業後の復習としても非常に効果的な内容。またテキストをプリントアウト&ストックすることで、標準~ハイレベル問題集としても応用できるため極めて効率的な構成となっています。
もし直接的なオンライン指導は緊張して合わないという中学生にデジタル通信教育はおすすめですが、その中でもとくにスタディサプリは難易度対策としてかなり効果が期待できる優秀な教材になります。
✅ 私のレビュー
⑥学校教育機関へ導入実績あり「すらら」
中学生における高い難易度対策として、教育機関でも導入されているこの「すらら」も非常におすすめ。
これまでに公立の小中学校でも導入されてきた、間違いなく実績のあるデジタル通信教育。実際に中身をチェックしても、中学生が極めて根拠に基づいた効果的な家庭学習を実践できます。
とくにアニメーション映像授業のクオリティが高く、1つの単元が細分化され、複数のチャプターから構成される解説は極めて理解しやすい。
またアニメーション通信教育のため図形などが変化する様子も視覚的にわかり、動きを伴うことによって難易度の高い分野・単元においても大幅な理解度アップが期待できる映像授業です。
アニメーション映像授業だからといって初歩的なレベルしか学べないということは全くなし。中学生で履修する範囲をすべて網羅しており難易度も高く、さらに無学年方式のため小学生範囲から徹底復習することもできます。
さすがに文部科学大臣賞の受賞歴がある通信教育ということで、中学生における難易度の高いカリキュラムもしっかり搭載。もし演習問題(ドリルなど)を解いて間違った場合は、AIシステム「つまずき診断」が発動し、ミスの根本原因となる単元を教えてくれるため問題解消へつなげやすい構成となっています。
演習問題数もかなりボリュームがあり、基礎範囲から高難易度範囲までしっかり履修できるのが特徴。
このアニメーション授業というのは動きや音声といった視覚・聴覚を使って学べるため、中学生にとって思った以上に頭に入りやすいかと。実際に私が映像授業を受講した感想としても、すんなりと理解できるという感覚で高い難易度の単元も視聴することができました。
なかなか実際の講師が説明する内容を理解できない場合などは、中学生がこの五感を使って理解へつなげやすいアニメーション通信教育すららをチェックしてみるのもおすすめです。
✅ 私のレビュー
→ 通信教育すららの口コミレビュー「高校受験への対応力」を徹底検証
⑦トップレベル予備校が運営「東進オンライン学校」
国内トップレベルともいわれ中学生の家庭からの評価の高い、東進予備校が運営するデジタル通信教育。
この東進オンライン学校は小学部・中学部があり、いずれも中学受験・高校受験へ対応する高い難易度のカリキュラムを備えているのがこの通信教育における大きな特徴です。
とくに小学部の映像授業は四谷大塚とコラボしたスタイルで、かなり詳細でわかりやすさが評判の授業スタイル。その延長上にある中学部ということもあり、中学生むけ映像授業のクオリティはかなり高品質&高難易度対応型の内容となっているのがこの通信教育最大のメリットになります。
また完全ではありませんが一部無学年式が採用されたデジタル通信教育で、一定範囲であれば過去の復習および予習もできる映像授業スタイル。中学生における難易度の高い高校受験においても、かなり効果的なレベルの履修ができるのも特徴のひとつです。
デジタル通信教育のデメリットとなりやすいのが「学習範囲・量のわかりづらさ」ですが、東進オンライン学校は専用画面にカレンダーが表示され、中学生がどのタイミングでどの程度学習すればいいのかが分かりやすい仕組み。
中学生がいわゆる「教材任せ」で安定した高校受験対策ができ、高い難易度の分野・単元でも勉強のしやすさという点は人気のある通信教育。さらに月1回の定期テストによって総復習ができるため、一定以上の難易度対応可能な確実性の高い受験対策が期待できる構成となっています。
中学生の通信教育を授業クオリティで選ぶなら、この東進オンライン学校も選択肢としてありかと思います。
✅ 私のレビュー
⑧難関対策を選べる「進研ゼミ中学講座」
言わずと知れたデジタル中学生むけ通信教育で、ずっと人気を保っているのがこの進研ゼミ。
ベネッセが運営していることで安定感があり、とくに「高難易度を選択できる」というカリキュラムスタイルのため、中学生が偏差値の高い志望校対策できるのが大きなメリットになります。
進研ゼミは映像授業ではなく、ライブ授業となっているため集団塾感覚で学べるのが特徴。またライブ授業といえば一方的な配信となりやすいですが、進研ゼミの場合は「双方向学習」によりライブ授業中に中学生側から質問できるといった疑問解消能力も兼ね備えたスタイルです。
またライブ授業以外の部分においてもクオリティは高く、とくに難関コースを選ぶことで高難易度のカリキュラムで学べるのがメリットの通信教育。
国内でもトップレベルの難易度対応できるカリキュラムとなっており、中学生にとってかなり効果的な志望校対策のできるデジタル通信教育になります。
さらに進研ゼミはデジタル教材・ペーパー教材を自由に選択することもでき、途中でこれらを切り替えることも可能。またデジタル教材を選ぶと自動的にペーパー教材も付属されるため、もし選ぶならデジタル教材のほうがおすすめと言えるかもしれません。
中学生の高い難易度に対応でき人気もあり、中学生におすすめといえるデジタル通信教育の1つです。
✅ 私のレビュー
→ 進研ゼミ中学講座の口コミ・評判など総合的に徹底レビュー!
中学生の高難易度対策に適した「ペーパー型」通信教育
通信教育「ペーパー型」の特徴 | |
メリット | もっとも自然なスタイルで履修でき中学生が実感のもてる家庭学習になりやすい。教科書準拠の場合は学習範囲が分かりやすくとり組みやすい。 |
デメリット | 入会時より前の分野・単元(復習)および先取り学習(予習)ができない。疑問解消は中学生自身の力で行う必要があり情報量の少なさはやや不安要素。 |
⑨難関校対策の実績豊富「中学生ポピー」
もと京都大学総長が考案したとされる紙学習通信教育で、中学生が効率的な高難易度対策できます。
高難易度対策といっても私立高校で出題される教科書範囲外の難問までは対応できませんが、教科書内から出題される難関公立高校への対策であれば必要十分。とにかく送られてくる教材数が多く、本教材・別冊教材の両方でデジタル通信教育に匹敵する情報量で中学生の高校受験対策ができます。
また中学2年生頃から送られてくる高校入試対策はかなり高品質な内容で、
これをしっかりと学ぶことで一通りの高校入試対策ができるという構成。もちろん
高難易度の公立高校へむけた対策としても必要十分な内容となっています。
また難易度の高い入試対策以外でも、中間・期末テスト対策が別冊で送られてくるのが特徴。通信教育ポピーは極めて一致性の高い教科書準拠となっているため、テスト対策の内容もかなりマッチング度の高い構成というのが中学生にとって大きなメリットになります。
この中学生むけ定期テスト対策は「ほぼ同じ問題が出ているのでは?」と思うほど高一致率のテスト対策となっており、普段の成績アップから高校入試対策まで、すべてにおいて高クオリティの学習が期待できる通信教育教材です。
もしオンライン指導やデジタル教材があまり得意ではないという中学生には、このポピーをはじめとするペーパー型通信教育を高難易度対策として選ぶのも良い手段です。
✅ 私のレビュー
⑩安定した人気「Z会の通信教育」
もはや私の説明も必要ないほど有名な通信教育で、ご存じのように中学生の高い難易度にぴったりの履修が可能。
とくに難関以上の超難関対策として適した中学生むけ通信教育で、ペーパー型が中心の教材ですが、もし希望するのであればタブレット型(デジタル型)も選択できるため子供にマッチングさせやすいのが特徴です。
Z会の通信教育で、もっとも人気となっているのが添削指導というコンテンツ。
これは昔から行われている人気の施策で、添削指導を受けさせるため中学生にZ会を選ぶといった家庭もあるほど。
それほどZ会の添削指導は高難易度のおける学習効果が高く、とくに採点だけではなく「詳細な解説」を書き込んである部分が人気の理由。中学生にむけかなり詳しい解説となっており、その辺の個別指導を選ぶのなら間違いなくZ会のほうが理解へつなげやすいと思えるほどのクオリティとなっています。
教材内容としてはもちろん国内トップレベルの難易度対策が可能となっており、中学生が基礎から応用までしっかりと学べる構成。ハイレベル学習においては第一人者ともいえる通信教育によって、まず選んで失敗するなどの可能性は極めて低いと私は思います。
もし高難易度対応のペーパー型通信教育で迷ったら、このZ会を選んでおくのもおすすめです。
✅ 公式サイト
中学生「高難易度」おすすめ通信教育一覧
あくまでも私の個人的な見解ですが、中学生の高難易度対策としてお役立てください。各サービス名をクリックすると先ほどの各解説項目へ戻ります。
サービス名 | 疑問解消能力 | 難関私立対策 | |
オンライン 指導 | 学研オンライン家庭教師 | ||
オンライン家庭教師e-Live | |||
スタディコーチ | |||
オンライン家庭教師WAM | |||
デジタル | スタディサプリ | ||
すらら | |||
東進オンライン学校 | |||
進研ゼミ | |||
ペーパー | ポピー | ||
Z会 |
中学生「高難易度の受験」に適した通信教育の選び方
私もこれまで多くの通信教育を探って(レビューして)きましたが、とくに中学生の
高い難易度学習へむけた対策として、通信教育にはつぎの要素が重要に思います。
- ハイレベル学習に対応している
- 苦手部分の根本的な追及ができる
- できるだけ早く疑問解消できる
- 全国データを基に確実性の高い受験対策ができる
すべての要素が備わっている通信教育ほど効果的で、より求めている難易度対策ができるかと。
さらに詳しく、これら重要な要素について解説します。
ハイレベル学習に対応している
一口に中学生むけ通信教育といってもレベルの違いがあり、まずここをチェックしないと”目的とのズレ”が生じます。
対応可能レベルをチェックするにはカリキュラム内容・構成をはじめ、どれだけの難易度へ対応しているかを総合的に判断することが必要。いくつかの通信教育を比較すると対応レベルの違いがよく見えてくるので、まずは数を当たって見抜く力を養うことがおすすめです。
中学生むけ通信教育の対応レベルというのは、一般的に次の傾向にあります。
- オンライン指導型‥高い難易度対策を中心に構成。
- デジタル型・ペーパー型‥標準的な難易度を中心に、ハイレベル学習も備えている場合がある。
中学生にとってもっともハイレベル(高難易度)学習に適した通信教育スタイルといえるのが、マンツーマン指導のオンライン指導型。
講師との対面型指導となるため学習塾レベルの対策ができ、その特性から考えても
ハイレベル学習に適していることがよくわかります。
次いでデジタル型・ペーパー型になりますが、基本的に標準レベルへ対応しており、一部の教材でハイレベル対応または高難易度カリキュラムが用意されている場合もあり。したがって中学生へこの通信教育スタイルを選択して難易度対策を行うときは、ハイレベル対応可能な構成についてチェックが必要です。
正直にいっておきますが、オンライン指導型を覗いては、基礎しか学べない通信教育もあり。
中学生へズレのない高難易度対策をさせるには、まずはこの「対応レベル」について徹底チェックしてピックアップすることが何よりも重要な要素になります。
苦手部分の根本的な追及ができる
受験勉強において全般的にいえますが、中学生における苦手部分の根本的な追及というのは通信教育において極めて重要なポイント。
たとえば中学生に解けない問題があった場合、その単元を理解させようとしても解消しない。これはそれ以前の単元が根本的な原因となっている可能性が高く、さらにさかのぼって原因追及する必要があります。
本来であれば学校において原因追及できるというのが最良の解消策ですが、教師も忙しく全員の原因追及は難しい。したがって家庭でその作業を行う必要がありますが、なかなか原因となっている単元を追究することは困難かと思います。
そこで、いわゆる「つまずき」をいかに解消できるかは、中学生の高難易度学習において重要なポイント。とくに積み上げ学習といわれる国語・数学・英語において多く発生する事案かと。
この学校でも家庭でも困難な原因追及をしっかりと実践するためにも、中学生の通信教育選びにおいては確実に対策できることが重要な要素になります。
オンライン指導型の通信教育では講師クオリティ・過去の実績などから原因追及能力がだいたい把握でき、デジタル型では高性能なAIシステムにより自動的に判別できるという構成がおすすめ。ただしペーパー型は中学生の子供自身でこの作業を行う必要があり、そこまで得意としないスタイルといえます。
学校の定期テストなどで得点できていない部分というのは、その単元が理解できていない証拠。
これはどの家庭でも想像できるため対応済みかと思いますが、さらに関連する「根本的な原因」となっている単元追究においては、ほぼ不可能なレベルで対応できていない場合が多いかと。
とくに高難易度学習においてはこの「つまずき」が得点力を低下させる大きな要因となってくるため、中学生の通信教育選びにおいては徹底して原因追及能力を探っておくことがおすすめです。
できるだけ早く疑問解消できる
中学生が家庭で受験対策をしているとき、もし疑問が生じれば「即解消」が望ましい
スタイルになります。
中学生の子供が疑問を抱えたままでは勉強もその先へ進めることもできず、さらにストレスとなって学習効率低下へつながる恐れもあり悪循環。したがって少しでも早く疑問解消できるという要素も、中学生の通信教育選びにおいて極めて大きなポイントになってきます。
もっとも素早い疑問解消を期待できるのが「オンライン指導型通信教育」で、さすがに講師との直接対面となるため高難易度にも対応でき学習効果大。次いで「デジタル教材」のAIシステムによる疑問解消が効果的で、ペーパー型についてはやはり中学生自身で過去問などから疑問解消を行う必要があり対応能力としてはやや低下します。
デジタル教材のAIシステムによる疑問解消というのは、具体的にいえばドリル問題などを解いてミスをした場合、AIシステムが自動的に解説などを表示するといった仕組み。
インターネット特性を活かして素早い疑問解消になりやすいため、デジタル型の通信教育も中学生にとって難易度の高い問題における疑問解消として、かなり適したスタイルとなります。
このように通信教育スタイルによって疑問解消能力は大きく異なり、とくに中学生が疑問解消できるまでの時間については大きな差があるもの。中学生の高難易度対策としてこの点も通信教育選びにおいてかなり重要なポイントになるため要チェックです。
全国データを基に確実性の高い受験対策ができる
通信教育全般を探っていると、それぞれの教材で「クオリティの違い」というのが
ハッキリと見えてきます。
このクオリティというのは志望校合格へ向けた対応力とでも表現すればいいのか、より中学生の志望校に適した確実性の高い履修のできる内容を指すもの。この点について追及・アウトプットされ教材へ活かされている通信教育ほど高難易度対策に効果的で、私は極めて重要な要素になると思います。
もっとも反映されやすい通信教育スタイルはオンライン指導型になり、さすがに柔軟性のある直接指導となるため志望校データを活かした履修となりやすいのが特徴。また高難易度の高校受験全体の変化にも対応しやすいため学習計画も修正しやすく、より確実性の高い中学生の志望校対策が期待できるスタイルになります。
またデジタル型・ペーパー型の通信教育についても同じことがいえますが、
すぐに教材へ反映されるのは物理的に難しい部分があり、オンライン指導型と
比べると対応速度はやや劣るというのが事実。
とはいえその中でもできる限り早い対応の教材を選ぶことで、中学生がより効果的な高難易度対策が期待できる通信教育となりやすくなります。
中学生にとってとくに優秀といえる通信教育においては、こうした全国データ(志望校データ)を指導に取り入れ、より効果的な高難易度対策が可能であることを掲載している場合もあり。
なるべくこの点についても探ってみることがおすすめで、もしウェブサイトなどに「全国データを基にした指導」などと記載されていれば、一目置いておく価値はあるかと私は思います。
中学生むけ通信教育の難易度をチェックする方法
中学生むけ通信教育の難易度は、つぎのポイントをチェックすると把握しやすいです。
- 通信教育スタイル(特性)を確認する
- コース・カリキュラム設定を確認する
- 無料体験などで試してみる
私の経験からすれば、この3つをチェックすることで通信教育の難易度がわかるかと。
それぞれ通信教育の難易度チェックポイントについて、さらに詳しく説明します。
通信教育スタイル(特性)を確認する
中学生むけ通信教育の難易度は、まず「スタイル」の選び方によって
大体の方向性が決まります。
通信教育スタイルと難易度の関係性はこんな感じ。
スタイル | 難易度 | 特徴 |
紙教材 | 毎月送付される教材で履修するスタイル。したがって履修可能範囲が決まっており中学生の先取り学習にはあまり向かない。中学生の教科書範囲のみを履修できる。 | |
デジタル教材 | 無学年方式の教材を選ぶことで中学生における過去の復習も先取り学習も可能なスタイル。中学生の教科書範囲のみ履修できる。 | |
オンライン指導 | 家庭教師と同じように中学生の目的に応じたピンポイント学習が可能。履修可能範囲は決まっておらず教科書範囲外の難問対策もできる。 |
このように範囲度が低い順から、紙教材、デジタル教材、オンライン指導となります。
これは中学生むけ通信教育のスタイルによる特性ともいえる部分で、いわゆる「固定型」といわれる紙教材やデジタル教材は、教科書範囲のみを履修できるのが特徴。
またオンライン指導が最も高難易度に対応できる通信教育スタイルともいえ、いわゆる「フリースタイル」で自由な範囲を学べ、さらに教科書範囲外の難問と呼ばれる高校受験の出題にも対応できるのが特徴です。
したがって通信教育スタイルを選んだ時点で、だいたいの中学生へむけた対応可能な難易度は決まっているかと。
中学生における高校受験の志望校(偏差値)をはじめ利用目的などに合わせて、まずは通信教育スタイルを選ぶことが最重要ともいえるポイントになります。
コース・カリキュラム設定を確認する
中学生向け通信教育では、コースやカリキュラム内容を確認することで
さらなる難易度チェックができます。
たとえば通信教育のコース設定に「高校受験コース」「ハイレベルコース」などが設けられている場合は、高い難易度へ対応可能な教材ということ。またカリキュラムにおいても「難関私立対応」などとなっていれば、その中学生むけ通信教育は高い難易度へ対応できると考えてよいかと思います。
もし高い難易度へ対応不可の中学生むけ通信教育であれば、そうした記載は一切ありません。たとえばコース設定がまったく設けられてない、カリキュラム設定がなく内容を見ても難易度が低いなど。
とくに高い難易度へ対応可能な通信教育というのは、複数のコース設定およびカリキュラムが設けられているもの。こちら側が難易度を選んで受講するという通信教育であれば、中学生にとって高い難易度(ハイレベル)の学習が可能という場合が一般的です。
無料体験などで試してみる
中学生むき通信教育の難易度チェックとして、最終的に有効と
なるのが「実際の体験」です。
中学生の通信教育はスタイルに関わらず「無料お試し体験」などが用意されている場合がほとんどで、これまでに難易度チェックしてきた項目の最終確認として極めて有効な確認方法となります。
もし無料体験を行っても難易度がイマイチ不明という場合は、最終手段として通信教育会社へ直接連絡して訪ねてみるのがおすすめ、この場合は具体的な目標などを掲示することによって、その通信教育のより明確な難易度を把握できるかと思います。
紙教材・デジタル教材・オンライン指導いずれの通信教育スタイルにおいても、ほとんどの場合でこの「お試し体験」ができるので、最終的な難易度チェックとして利用するのがおすすめです。
中学生向け通信教育の難易度チェックは、だいたいこの3項目で事足りるかと私は思います。
もちろん通信教育会社のウェブサイトやパンフレットを確認するというのも良い確認方法になりますが、なかには誇大表現などを行っている会社も実際にあるため明確に難易度を知る方法とは言えません。
また通信教育会社の担当者に難易度を問い合わせる場合は、できるだけ詳細な目的を伝えることが重要。顧客獲得のため何でもかんでもOKと回答してくる会社もあるので、中学生においてこの目的を達成できる難易度か?など明確な基準を設けて難易度確認することがおすすめです。
中学生むけ通信教育の難易度をチェックとして、ぜひこれら3点を実践してみてください。
✅ もういちどチェックしませんか?
まとめ
中学生の高難易度対策として、まず一般的といえる選択スタイルが進学塾になるかと思います。
しかし高難易度対策のできる進学塾というのは多くが集団塾となり、まずもって障害となり選択を拒むのが「質問できない」という部分ではないでしょうか。
私も集団塾についてはあまり良い印象を持っておらず、中学生がしっかりと質問できることで疑問解消へつながると思っているため、それなら「たくさん質問できる」「しっかり疑問解消できる」という通信教育を選ぶほうがはるかに効果的な難易度対策ができると思います。
ここで紹介した中学生むけ通信教育10選は、これまで探ってきたいわゆる集大成。
高難易度学習を実践したい中学生にとってかなり効果が期待できるので、通信教育を選ぶ際にはぜひお役立てください。