こんにちは、元塾講師のTanaです。
今回は「中学生の英検対策におすすめの通信教育が知りたい」という疑問に答えます。
英検対策のできる通信教育は、めざす級(タイトル)へ対応していることが重要。
さらに効果的な英検対策ができなければ意味がないので、
ここでは元塾講師の経験を活かし、英検の合格が大幅に期待できる
通信教育のみに絞り込んでピックアップします。
私の辛口レビューはもはやメジャー域へ達してきたようですが、今回も当然ながら「超」がつくほど厳選。
今回も「選んでよかった!」と思える英検対策おすすめ通信教育なので、ぜひご期待ください!
中学生の「英検対策」におすすめ通信教育ベスト7選
中学生の英検対策におすすめの通信教育を、基礎対策・英会話対策それぞれでピックアップ。
- 基礎対策‥1次筆記試験・2次面接試験で出題される問題部分の対策。
- 英会話対策‥2次面接試験の英会話(発音・対話能力)における対策。
残念ながら、この両方を1つで学べる通信教育は見当たりません。
したがって英検3級以上の対策においては「基礎対策」「英会話対策」いずれも必要となるため、コラボさせて学ぶことで全体対策ができるようになります。
中学生の英検「基礎対策」におすすめ通信教育
中学生の英検対策における、出題内容への対応力を養える通信教育です。
英検2次面接対策まで学べる通信教育もありますが、面接官との応答に応じるためのスピーキング学習まではできないため、このあと紹介する「英会話対策おすすめ通信教育」とのコラボが適しています。
- 英検ネットドリル
- デジタル教材すらら
- 進研ゼミ中学講座
- スタディギア
おすすめ①英検ネットドリル
学習可能範囲 | 1次筆記、2次面接 |
対応級 | 5級~準1級 |
英検特化型のデジタル教材で、とくに「本番さながらの2次面接対策」ができる唯一の通信教育。
1次試験対策はデジタル化された旺文社の英検教材から構成されており、ただでさえ効果的で人気の旺文社教材が、さらに複数種類がリンクされスムーズな流れで学べるため極めて有意義。
さらに英検筆記対策でもっとも重要となる弱点克服ですが、
これも「弱点チェック」というコンテンツで徹底改善が期待できるため、
旺文社の英検教材と併せてかなり合格へ近づけやすい通信教育です。
また2次面接対策においては、実際にABカードを使った試験問題で本番同様の履修が可能。
通信教育では2次面接試験の流れや雰囲気などがわかる教材などもありますが、英検ネットドリルの場合は対策レベルが大幅に違って、本番における一挙手一投足までしっかり学べるようになっています。
もし英検ネットドリルを選べば、あとは英会話対策をすれば試験対応はすべてOK。
英語検定をもっとも広く対策できる、かなり優秀で稀な通信教育です。
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おすすめ②デジタル教材すらら
学習可能範囲 | 1次筆記、5教科 |
対応級 | 5級~2級 (中学生版は3級まで) |
英検の1次筆記対策ができる通信教育で、5教科も履修できるため極めてバランスの良い構成。
文部科学大臣賞の受賞歴もあり、全国の教育機関(公立の学校など)へも多くの導入実績があるため、英検のみならず5教科全般を学ぶには打ってつけといえる内容のデジタル教材です。
5教科中心の通信教育のため英検対策においては範囲がやや狭いですが、
映像授業を中心とした英検対策ができるため、確実な合格へ向けた知識習得に
むけてかなり効果的。
中学生では英検3級まで対応可能となっているため、あとは2次面接試験の英会話学習と本番向け教材などで履修すればOK。実際に英検合格へつながった口コミなどもあり、内容・構成としてはかなり優秀といえる通信教育です。
したがって中学生へ英検対策(3級まで)と、5教科対策をさせたい場合にはおすすめ。
アニメーション授業はプロ声優が講師役をしているだけあってこれ以上なく聞き取りやすく、ときには背中をポンっと押してくれる声掛けもあり、楽しさ&モチベーション向上へつなげやすいのデジタル教材です。
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参考:通信教育すららの口コミレビュー「高校受験への対応力」を徹底検証
おすすめ③進研ゼミ中学講座
学習可能範囲 | 1次筆記、2次面接(オプション)、9教科 |
対応級 | 5級~準1級 |
進研ゼミは9教科対応の通信教育ですが、さらに英検対策もけっこうな範囲まで対応可能です。
無料で英検対策できるのは1次筆記試験となっており2次面接試験においては
有料オプション。オンライン英会話で面接対策ができるなど、総合的にかなり
効果的な英検対策が期待できます。
1次筆記対策については進研ゼミのオリジナル教材による構成で、カリキュラム内容も合格へむけて極めて優秀。詳細な筆記試験対策が可能となっており、進研ゼミ得意のAIシステムによって効率よく英検対策を進めることができます。
また2次面接対策については有料オプションではありますが、英会話学習と本番対策が同時にできるため、別途オンライン英会話や面接対策教材などを購入する必要がないのではと。
基本教科をすべて履修可能で英検対策もできる、という通信教育ではかなり高いクオリティがあります。
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参考:進研ゼミ中学講座の口コミ・評判など総合的に徹底レビュー!
おすすめ④スタディギア
学習可能範囲 | 1次筆記、2次面接(流れのみ) |
対応級 | 5級~準1級 |
英検公式が運営している通信教育で、1次筆記・2次面接対策ともに履修可能。
ただし2次面接対策においてはやや弱い部分があり、面接本番の流れは把握できますが、試験内容(出題)などにおける対策は出来ないのでこの点は注意する必要があるかと思います。
さすがに英検1次筆記対策においては極めて学習効果が高く、
試験で出題される内容との一致率も高いため、忠実に履修すれば
まず合格はかなり期待できる構成。
2次面接対策については全体の流れを把握するには効果的で、出題内容などの履修は別途市販教材などを利用するのがおすすめです。
基本的に無料で利用できる通信教育ですが、さらに掘り下げた学習を求める場合には有料バージョンへグレードアップも可能。料金的にもそこまで高くないので、かなり使いやすい費用設定かと思います。
1次筆記試験における一致率の高さを求めるのなら、間違いなくおすすめの通信教育です。
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中学生の英検「英会話対策」におすすめ通信教育
中学生の英検対策において、2次面接試験で必要となる面接官対応(スピーキング)を学べる通信教育。
また英検対策カリキュラムが備わっており、確実に面接対策のできる通信教育をピックアップ。
基本的に英検の2次面接試験におけるスピーキング能力アップへむけ、高い確実性と効果的な対策が期待できる通信教育になります。
- 学研Kimini英会話
- イングリッシュベル
- ネイティブキャンプ
おすすめ⑤学研Kimini英会話
学習可能範囲 | 1次筆記、2次面接 |
対応級 | 5級~準1級 |
中学生の英検対策におすすめのオンライン英会話で、ほかにも豊富なカリキュラムを受講できお得です。
オンライン英会話としては珍しく英検1次筆記試験から対策可能で、しかも詳細なカリキュラムで徹底的に履修できるのが特徴。ここまで学べるオンライン英会話はまず見ないと思います。
また英検2次面接試験についても、これまら詳細なカリキュラム構成で徹底履修が可能。ただ単に講師と面接の流れなどを特訓するだけではなく、きちんとカリキュラムに沿って確実性の高い面接対策ができるのも学研ならではのクオリティではないかと私は思います。
実際に講師との英会話レッスンはフィリピン人が担当するため、第三言語が英語となっている国らしく、世界標準英語を教えてくれるため日本の英語学習との相性は最高。英検の面接ではネイティブ発音は不要で、フィリピン人など世界標準発音が求められるため、かなり効果的な筆記・面接対策が期待できます。
またすべてのコースにおいて無料教材(テキスト)が用意されており、
このようなスタイルも極めて良心的。
ほかのオンライン英会話では一部有料テキストだったりするものですが、学研Kimini英会話の場合はすべて無料で利用でき、しかも学研の英会話教材が使用されるため内容としても極めて優秀です。
中学生講座なども選択できるので学校教育としても効果的で、資格対策による内申点アップのみならず、学校の成績アップも期待できるカリキュラム構成。したがって中学生における英会話全般をくまなく履修でき、必要なコンテンツも全て無料で揃っているという極めておすすめの通信教育です。
中学生の英検対策にむけ通信教育で迷ったら、これを選んでおけば結構助かるかと思います。
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おすすめ⑥イングリッシュベル
学習可能範囲 | 2次面接 |
対応級 | 3級~1級 |
イングリッシュベルの英検対策は、1次筆記対策はなく2次面接カリキュラムのみ。
とはいえ講師のクオリティや指導力はかなり高く、DMEメソッドまで的確に教える講師陣のため、かなり安定感もあり正確性の高い英検面接対策が期待できます。
DMEメソッドとは最新式の4倍速学習で、いわゆる英会話レッスン最高峰とも呼ばれるカリキュラム。またTOEICやIELTSなどのクラスも用意されており、中学生の資格関係および目標にむけた英会話学習をバッチリ履修できます。
また英検面接対策については級ごとのトピックカードが無料で用意されており、
教材(テキスト)不要でしっかりと面接対策ができるのも特徴。
このトピックカードは2次面接試験に直結する内容となっており、面接の流れだけではなく出題対策もできるため、英検3級以上の対策として極めて有効。英検対応級も1級まで可能となっている部分は、オンライン英会話のなかでも唯一といえる存在になります。
英検をはじめ豊富なカリキュラムと高品質な講師陣、が大きな特徴のオンライン英会話です。
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おすすめ⑦ネイティブキャンプ
学習可能範囲 | 2次面接 |
対応級 | 3級~準1級 |
ネイティブキャンプのもっとも特徴となるのが、レッスン回数無制限(レッスンし放題)というシステム。
したがって英検の面接対策でとくに重要となる発音練習をしっかり履修でき、多くのレッスン回数をこなせることによって面接官とのスムーズな会話能力を育成することが期待できます。
英検2次面接対策のカリキュラムも用意されており、段階的な面接対策を実施できるのがメリット。確実で効果的な2次試験対策ができるのと同時に、無料教材(テキスト)によってコスパに優れる英検対策が可能です。
また英検対策以外のカリキュラムもかなり豊富で、中学生の英会話における学校教育範囲までレッスン可能。総合的に英会話力アップが期待できるカリキュラム構成で、かなり有意義な英会話学習へつなげやすい構成・内容ということで人気のある通信教育です。
とにかく少しでも多くのレッスンをこなして、素早く効率的に、しかもテキストによって確実な英検2次面接対策をさせたいという場合にはかなりおすすめといえるオンライン英会話になります。
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中学生「英検対策」おすすめ通信教育の比較一覧
各サービス名をクリックすると、先ほど解説した各項目へ戻ります。
サービス名 | 対応範囲 | 対応級 | |
英検ネットドリル | 基礎対策 (デジタル教材) | 筆記、面接 | 5級~準1級 |
デジタル教材すらら | 筆記、5教科 | 5級~2級 | |
進研ゼミ中学講座 | 筆記、面接、9教科 | 5級~準1級 | |
スタディギア | 筆記、面接 | 5級~準1級 | |
学研Kimini英会話 | 英会話対策 (オンライン英会話) | 筆記、面接 | 5級~準1級 |
イングリッシュベル | 面接 | 3級~1級 | |
ネイティブキャンプ | 面接 | 3級~準1級 |
中学生の英検対策にベストな通信教育の選び方
私としては、つぎのポイントを抑えると適した通信教育選びができるかと思います。
- 目標とする英検級へ対応している
- 英検対策に必要なカテゴリーに分けて考える
- より効果的な内容で結果へつながる
示した3つのポイントを選択条件として、1つも欠けていないことが大切。
さらに詳しく、これらポイントについて解説します。
目標とする英検級へ対応している
中学生の英検対策に通信教育を選ぶとき、まずもって重要なのが
「目標級対応」であること。
パッと見て英検対応!と記載されており飛びついてしまうと、じつは目標級へ対応していなかったということが起こる場合もあるので、しっかりと対応している英検級についてチェックすることが必須です。
とくに中学生が目標とする英検級は、だいたい3級あたりが多いかと。
英検3級へ対応していることや2次面接対策がどの程度履修できるのか、などについて詳しく確認。ここが達成できないと話にならないので、決定する前にしっかりとチェックしておべき重要ポイントです。
英検対策に必要なカテゴリーに分けて考える
英検学習は「3つのカテゴリー」から構成されており、通信教育もそれに準じて
選ぶ必要があります。
3つのカテゴリーとは1次筆記試験、2次面接試験(英会話学習・出題対策)というもので、それぞれのカテゴリーへ対応できるか否かは通信教育ごとに異なります。
なかには3つのカテゴリーすべてを履修できる場合があったり、どれか1~2つ対応可能だったり。したがって通信教育選びにおいては、不要なカテゴリーは覗いて考える、全カテゴリー対応希望など、対応範囲についても考慮し選ぶことがポイントです。
通信教育のなかでも紙教材・デジタル教材は、1次筆記対策および2次面接対策(出題内容)について履修できる場合が多いもの。またオンライン英会話は2次面接対策(英会話学習)を履修できるパターンが多くなります。
なかなか3つのカテゴリーすべてを履修できる通信教育は存在せず、いずれか2カテゴリー、または1カテゴリーを履修できる場合がほとんど。全カテゴリー対象の英検対策を希望する場合は、基本的に2つの異なるカテゴリー対策のできる通信教育を組み合わせて受講するスタイルになるかと思います。
より効果的な内容で結果へつながる
中学生の英検対策において、より通信教育に求められるのが
「学習効率と効果」です。
たとえば英検1次筆記対策のできる通信教育が2つあった場合、より英検合格へむけ工夫の多いほうが結果へつながりやすいというのが事実。その違いを具体的にいえば「AIシステムで効率化されている」「弱点を確実に素早く解消できる」など。
一見すると同じように見え同じ英検対策のできる通信教育でも、実際に履修してみると工夫やシステムによって結果が大きく左右されるため、しっかりと内容・構成までチェックして選ぶことがポイントです。
私としては、つぎのような工夫がある通信教育をお勧めします。
- 紙教材
アナログ式のため情報量が少ない部分を、いかに分かりやすく効率的な解説が掲載されているか。制限のある誌面範囲でより理解へつながる工夫の多い通信教育がおすすめ。 - デジタル教材
映像授業やAIシステムを駆使して、より効率的・効果的な英検対策へむけた工夫があるか。またインターネット特性を活かして動画・音声などを使って、より理解できるカリキュラムであること。 - オンライン指導
英検対策カリキュラムおよび教材が用意されており、闇雲に対策を行うのではなく根拠に基づいて段階的で正確に履修できること。
このように通信教育スタイルごと、その特性の違いから工夫内容も異なるもの。
しっかりと通信教育の特性を活かして最大限に工夫があり、より英検合格へ近づける学習現場に沿った工夫があることで、より効果的な通信教育となるため重要といえるポイントです。
3つめのポイントは、この「効果的な内容・構成」をチェックして選んでみてください。
✅ もういちどチェックしませんか?
まとめ
今回は「中学生の英検対策におすすめの通信教育が知りたい」という疑問に対して、プロ視点から徹底的に探ってピックアップした7選を紹介してきました。
中学生の英検対策を通信教育で実践するには、基本的に2つのコラボスタイルとなります。
とくに英検学習というのは3つのカテゴリーから構成されており、1次筆記対策・2次面接対策(英会話学習&出題内容)を満たす必要あり。これに対応するには1つの通信教育では難しく、強いて挙げるとすれば学研Kimini英会話くらいになるかと。
なぜなら3つのカテゴリーすべてを履修できる通信教育はほぼ皆無で、いずれかのカテゴリーに強い特化型というのが現実であるため。したがって学研Kimini英会話も完璧かと言えばそうでもなく、全カテゴリーを履修できてもほかの通信教育のほうが1次筆記対策に強かったりします。
したがって中学生の英検対策として通信教育を選ぶ場合は、
総合的に判断してコラボさせるのがおすすめ。
また目標とする英検級も通信教育ごとに異なるので、しっかりと全体を見渡して「目標との一致性」「3つのカテゴリーへ向けた学習効果」を中心に、ズレのない的確な判断を行う必要があります。
また英検対策のみならず、5教科対策も同時にと考えるならそれに見合った内容の通信教育選びが必要。
英検対策に特化した通信教育になるほど効果的な学習になりやすいものですが、中学生においては基本5教科も重要になるので、広い視野で通信教育を選ぶことが大切です。
中学生の英検対策におすすめの通信教育として、今回の内容をぜひお役立てください。