【元塾講師が選ぶ】中学生の通信教育「場面別」おすすめ比較ランキング

こんにちは、元塾講師のTanaです。

今回は「中学生におすすめの通信教育を比較して選び発表する」という企画を催します。

ただし通信教育といっても種類（スタイル）があり、それぞれ特性も異なるもの。

そこで私の場合は闇雲なランキングではなく、中学生の場面ごとに最適な通信教育スタイルを考え、さらにそのなかでも優秀と思えたベスト教材のみをピックアップします。

中学生おすすめ通信教育ランキングといった情報は多く見られますが、このように「場面」ごとに最適化されたランキング形式による発表は見かけないかと。

表面的なランキングではなく「本質部分で納得できる元塾講師のランキング」として、場面ごとにぴったりな一致率の高い通信教育を紹介しますので是非ご期待ください。

中学生の通信教育「場面別」おすすめ比較ランキング

私の場合は、つぎの視点から通信教育をランキングで解説します。

まずは目標をしっかり定めて、最適と思われる項目を選んでみてください。

たどり着いた先には極めて一致率が高く、納得のいく通信教育が見つかるかと思います。

各通信教育の詳細は、後半における比較一覧項目へリンクしています。

成績（３未満）が多い場合におすすめ

※教材名をクリックすると、後半の詳しい解説項目へ飛びます。

中学生の通信教育をくわしく比較検証した結果、あまり成績が良くない

という場合におすすめの教材です。

成績が思わしくないときに選ぶべき通信教育は「サクッと勉強しやすい」という部分がマッチするかと。できるだけ簡易的＆操作しやすいシステムで、基礎範囲をわかりやすく簡潔に学べることが通信教育の比較ポイントになるかと思います。

また１日の学習範囲もわかりやすく、自分で考えなくても自動的に抽出してくれることも重要。毎日の勉強内容に迷いがなくなることで、勉強が苦手という場合でもスムーズに取り組みやすくなります。

あまり成績が思わしくない中学生の場合は、日ごろから「勉強グセ」がついていないかと。

どの範囲を勉強すればいいのか？どのように勉強を進めればいいのか？など解決策が具体的にわからず、結果的に家庭学習へ取り組むことができない。このような問題解消にむけても簡潔でわかりやすい通信教育というのは、優位性を高めるための重要な比較対象部分になるかと思います。

高校受験（標準校）対策におすすめ

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高校受験対策として通信教育を比較する場合、標準校向けのポイントは

「教科書範囲の網羅」です。

一般的に難関と呼ばれる私立高校ではなく標準校受験でメインとなる出題が、教科書範囲の基礎的な問題。したがって基礎部分がしっかりと網羅された通信教育を比較検討することがおすすめです。

また過去の徹底復習というのも点数アップが期待できる施策となるため、通信教育を比較するときは「無学年方式」に着目するのもポイント。過去のつまずきが成績となって表れているので、できるだけ未理解部分を減らすことが高校受験合格へむけた有効な勉強方法になります。

紙教材というのはその特性から過去の復習がしづらいため、比較検討するときは紙教材の進化版となる復習しやすいのが特徴のデジタル教材がおすすめ。オンライン指導によって無学年学習を行うというのも、標準校対策において効果的といえる通信教育スタイルです。

教科書範囲をまずはしっかりと網羅できる通信教育、さらに過去の苦手対策についても着実にとり組めること。このポイントを抑えたうえで比較検討することで、より最適な標準校対策のできる通信教育を選び出すことへつながると私は思います。

高校受験（難関校）対策におすすめ

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中学生の通信教育を比較するとき、ハイレベル私立高校など難関校対策で

とくに重要となるのが「難問対策」ができることです。

この難関私立高校などで出題される難問というのは、教科書範囲ですが解き方が一般的ではありません。

難問に適した解き方を得るためには紙教材やデジタル教材といた「決められた型」の通信教育よりも、自由度の高いいレギュラー対応可能なオンライン指導がおすすめのスタイルになります。

またデジタル教材＋オンライン指導というのも良い組み合わせで、基礎範囲の網羅および難問対策について、それぞれ専門的な通信教育で情報を得るという受験対策もかなり有効。しっかりと基礎対策＆難問対策のできる通信教育を比較して選ぶことで、目的に沿った最適な教材を選び出すことへつながります。

難関私立高校などで出題される難問対策への対応は、通信教育のなかでもオンライン指導のみで可能。

こうした通信教育の特性を踏まえたうえで比較検討することによって、より的確で確実性の高い通信教育をピックアップできるかと思います。

帰国子女におすすめ

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帰国子女向けの通信教育を比較する場合、もっともポイントとなる部分が

「帰国子女への対応力」です。

とくに海外子女時代というのは学習塾などもないため学力不足となりやすく、まずはこの学力を補うという施策が設けられていることがポイント。

したがって学力向上にむけ無学年学習をできることがまずは重要で、無学年方式のデジタル教材をはじめオンライン指導といった通信教育スタイルが的確な選択となってきます。

また帰国子女の専門コースなどが設けられている通信教育もおすすめで、海外子女時代の不足部分を熟知したうえで、しっかりとカバーが期待できるため有効な選択になりやすいもの。こうした専門的なコースのある通信教育を比較するというのも、わかりやすく選べるポイントになるかと思います。

海外在住期間が長くなるほどこれらの特性が強いほど適した通信教育となるため、帰国子女むけの通信教育を選ぶときの重要な比較ポイントとしてチェックすることをおすすめします。

→ もういちど初めからチェックする。

中学生の通信教育おすすめ比較一覧

ここまでにピックアップした中学生おすすめ通信教育を、さらに詳しく解説します。

目的に沿ってより最適な選択となるか、ぜひ比較検討してみてください。

中学ポピー

私が通信教育を比較した結果、紙教材でとくに優秀と思えるのがこのポピー。

１日の学習範囲もわかりやすく勉強グセがついていない中学生へおすすめです。

元京都大学総長が監修したとされるポピーは、実際に見るとわかりますが極めて効果的といえる内容。

１日の学習範囲が「見開き２ページ」に収まっており簡潔で、５教科すべてを学習しても合計10ページでOKというわかりやすさ。それでいて必要な情報はしっかり含まれているため、これ以上ないと思えるほど高性能な通信教育になります。

また本教材とは別に送られてくる「別冊教材」もかなり優秀で、とくに定期テスト対策などは一致率が高く充実した内容。ポピーは教科書準拠の一致率においても極めて高いため、実際の定期テストとかなりリンクした練習問題が掲載されているのも特徴です。

紙教材というのは解説不足という場合が多いものですが、このポピーに限っては詳しい解説が豊富でわかりやすい。ちょっとした解き方のコツなども盛り込まれており、最終理解まで至りやすい希少な紙教材であると私は思います。

勉強グセがつきやすく、簡潔でわかりやすい家庭学習が期待できる通信教育。

過去教材（バックナンバー）が溜まっていないスタート当初は過去の復習があまりできないので、もし始めるのであれば少しでも早いほうがより効果を期待できるかと思います。

レビュー：塾なしで高校受験「通信教育ポピー」だけで狙える志望校

デキタス

中学生むけ通信教育のなかでも、とくに簡易的に利用できるデジタル教材です。

映像授業の時間も簡潔で、あまり成績が思わしくない場合にもとり組みやすい

デジタル教材になります。

デキタスの学習内容はかなり基礎範囲に特化しており、難易度の高い応用問題などまでは対応していないものの、基礎範囲の学習としては極めて簡潔に学べるのが特徴です。

アニメーション映像授業によって楽しさを感じやすく、勉強が苦手という中学生でも学びやすいビジュアル・また授業解説がすべて５分程度に収まっているため、途中で飽きてしまう可能性も低く、それでいて要点はしっかり学べるという効率に優れる授業となっています。

もし映像授業を視聴して理解できない場合は、１つ前の単元へジャンプできる「さかのぼり機能」があるため簡単に復習できるのも便利。この機能を使えば学年関係なくどこまでもジャンプできるので、いわゆる無学年方式と同じように使うことができます。

定着へつなげるための演習問題もしっかりと備わっておる、段階的にステップアップできる仕組み。問題を解けないと次レベルへ進むことができないので、この点においても確実性の高い勉強へつなげやすいかと思います。

基礎範囲をシンプルに学ばせ、まずは勉強グセをつけさせたいという場合に適した通信教育です。

進研ゼミ

出典元：進研ゼミ

中学生の通信教育を比較してみると、かなり使い勝手に優れるタブレット教材と感じるのが進研ゼミ。専用タブレットにより自然なスタイルで学習できるのが特徴です。

もしかすると９教科を学べるため、そこまで必要ないと思うかもしれません。

しかし教科数の多さというのは突然便利に感じる場合も多く、基本５教科以外においてちょっとした疑問を感じたときなどにサクッと解消できるため思ったよりも有意義なものです。

もし必要なければ基本５教科のみ学べばよいので、緊急時における保険と考えておけば、進研ゼミの教科数というのは決して無駄ではありません。

進研ゼミは基礎範囲をわかりやすく学べることでも評価が高い通信教育で、とくに専用タブレットのAIシステムが優秀で、漢字学習の細かな「ハネ・止め」などまでチェックしてくれるため極めて効果的な家庭学習を実践できます。

またタブレット学習といえば画面に手をついて書き込むなどは苦手とするところですが、進研ゼミの専用タブレットは紙と同じように手をついて書き込むことも可能。したがって勉強慣れしていない中学生でも、かなり自然なスタイルで学べるため、勉強嫌いを克服しやすいといった特徴があります。

解説方法についても２段階用意されており、基本的には簡易的な動画解説。さらに詳しく履修したい場合はライブ授業も備わっており、質問タイムが設けられているという珍しい授業なので高い効果が期待できるかと思います。

もしデジタル教材が苦手と感じた時は、紙教材へ変更することも可能。（２種類の選択式）

中学生の基礎範囲における学習として、私が通信教育を比較した結果、かなり使い勝手に優れる通信教育であると感じました。

レビュー：進研ゼミ中学講座の口コミ・評判など総合的に徹底レビュー！

すらら

すららは文部科学大臣賞の受賞歴もあり、どう考えても優秀なデジタル教材。

しっかり理解と定着が期待できる極めて優位性の高い通信教育です。

無学年方式のデジタル教材は希少ですが、すららはそのうちの１つ。

小学生範囲から徹底復習できるため高校受験対策はもちろん、帰国子女の家庭学習としてもベストな通信教育になると私は思います。

とくに優秀なのが映像授業で、スモールステップで細かく進むため誰でも理解できるという構成。もしこの映像授業で理解できなければ、ほかの通信教育でも難しいのではないでしょうか。

また理解しやすい映像授業に加えて、ドリル・テスト機能によってしっかりと定着も期待できる内容。中学生の勉強における重要な「理解と定着」を確実に行えるため、高校受験の基礎対策として十分な効果が期待できます。

難関高校受験の対策としてはやや不足で、基礎部分についてはしっかり学べますが、どうしても難問対策については教材の特性から考えても難しいため。したがって基礎範囲対策にとどめておくのがベストな利用方法で、難問対策を行いたいという場合は自由度の高いオンライン指導と組み合わせると効果的です。

わかりやすい映像授業と豊富な問題数のコラボという通信教育は、実際に多くの通信教育を比較してみてもなかなか見つからないもの。

そんな重要なポイントをしっかりと抑えられている通信教育のため、高校受験（標準校）をはじめ帰国子女対策として、かなりおすすめといえる通信教育になります。

レビュー：通信教育すららの口コミレビュー「高校受験への対応力」を徹底検証

スタディサプリ

中学生の通信教育を比較してみると、スタディサプリのように神授業講師による

映像授業というスタイルはまず見かけません。

私も実際にスタディサプリを体験していますが、神授業講師の解説は正直いって極めて優秀。

きっと一度視聴すると選びたくなるほどわかりやすい解説で、授業解説のお手本とでもいうべき本当に神授業。かなりの高クオリティ授業なので、しっかりと高校受験対策ができると思います。

またスタディサプリの場合は１つの単元がさらに細分化されており、複数の講座から構成されていることからも徹底網羅が可能。授業数がかなり多いためすべてを視聴するのが難しいほどで、学習現場で困ったときに必ず疑問解消のできる通信教育であると私は感じました。

ビジュアル面についてはシンプルこの上なく、かなり使いやすい印象。それでいて内部構成がかなり濃いというのが特徴で、シンプルながら徹底学習ができるというのがスタディサプリのイメージです。

映像授業と同時に表示される「演習問題」についても極めて豊富で、授業テキスト＆練習問題を兼ねているため使い勝手に優れるもの。プリントアウトすれば問題集も作成できるため、苦手な教科のみといった独自の問題集作成ができるというのもスタディサプリの大きな強みかと思います。

かなり映像授業の質が高いので、ほかの通信教育と比較してみてください。

たぶん１周まわって最終的にはスタディサプリに帰ってくる、という状況になる可能性が極めて高いだろうと私は思います。

レビュー：【元塾講師が斬る！】スタディサプリ中学生の口コミ体験レビュー

Ｚ会の通信教育

出典元：Ｚ会の通信教育

中学生の難関校対策として、かなり適している代表的な通信教育。けっこうハイレベルな問題も多く掲載されており、思った以上に高い偏差値まで対応が期待できます。

もちろん基礎範囲についても網羅性が高く、しっかりと学べるのがＺ会の全体的な印象。

さらに難関校対策で通用が期待できるハイレベル問題もかなり備わっているため、超難問以外はすべてこの通信教育で賄えるのではないかと私は感じます。

またＺ会ならではといえる特徴が「添削指導」という部分で、文章問題で疑問を感じればこの施策を利用することで細かく採点・修正されるため、かなり理解へつなげやすい。

もともとＺ会の通信教材は紙教材だったため添削指導も郵送でしたが、デジタル教材へと進化してからはその手間などもかからず簡単に指導を受けられるようになりました。

映像授業についても理解しやすい解説で、これもまったく問題なし。

超難関校の難問対策まではできないのでオンライン指導との併用がおすすめですが、基礎からやや応用範囲についてはＺ会の通信教育のみでしっかり網羅できると思います。

帰国子女の難関校対策としても効果的なので、ハイレベル学習のできる通信教育を選びたいという場合はおすすめ。かなり高レベルな勉強ができるので、ほかの通信教育とぜひ比較して内容をチェックしてみるのもいいかもしれません。

学研の家庭教師

出典元：学研の家庭教師

中学生向け通信教育を比較してみると、難関校対策にベストなのが

このオンライン指導であることがわかります。

オンライン指導における、最大の利点となるのが「自由度の高さ」という部分。

講師とのマンツーマン指導となるため質問がしやすく、その場で疑問解消できるためピンポイント学習が可能。さらに学習範囲についても制限がないため、どんなレベルの学習においてもベストといえる対策を講じることが期待できます。

とくにこの学研の家庭学習は優秀で、過去の合格実績においても極めて豊富。すべての高校受験対策はもちろん可能で、帰国子女における個人学習としてもベストといえる特性を持っています。

また学研の家庭教師のおける使用機材は「１カメラシステム」という使いやすさが特徴のスタイルで、ウェブカメラさえあれば画面に表示される学習共有ソフトによって意思疎通は問題なし。

この情報共有というのはオンライン指導でもっとも学習効果に影響を及ぼす部分のひとつとなるため、問題なく意思疎通できるというのは極めて重要な要素になります。

学研が運営する家庭教師ということで、安心感においても群を抜いて優秀。

オンライン家庭教師といえばマイナーな会社も多く、実際に探ってみると高額費用を請求されたりと不安要素も多い通信教育スタイルかと。そんな不安もなく安心して利用できるのは、まさに学研クオリティであると私は思います。

ぜひほかのオンライン指導と比較をして、クオリティの高さを確かめてみてください。

訪問型の家庭教師も運営しているため全国の志望校情報にも詳しく、学研クオリティをオンライン指導で簡単に得られるため極めておすすめといえる通信教育です。

参考：学研の家庭教師「料金・評判・受験対策」などを徹底調査！

オンライン家庭教師 e-Live

出典元：オンライン家庭教師 e-Live

そこまで有名ではない通信教育ですが、私が探ってみた結果「想像以上に優秀」

だったため今ではお気に入りの会社です。

中学生の難関校対策としておすすめの通信教育で、ほかの家庭教師と比較しても極めて優秀な講師陣。

なぜなら集まっている講師陣というのは「教え子」が中心となっており、いわゆる紹介制によって優秀な人材のみが集まっているため。ウェブサイトを見るとわかりますが、講師一覧がものすいごく高いクオリティとなっていることが見てわかるかと思います。

内容的にも全体的に優秀といえる構成で、難関校対策コースをはじめ、帰国子女対策なども充実。発達障害の中学生においてはやや対応力に不足を感じますが、それ以外の中学生にはどんな状況でも最適な家庭学習を構築できる通信教育であるかと。

費用面においても健全性が極めて高く、何も問題視する部分がないという透明度の高い料金体系。家庭教師業界の悪い風潮として不明な費用項目という部分がありますが、ここに限ってはその心配も全く不要です。

難関校の難問対策はもちろん得意とする分野で、高学歴の講師陣が揃っているため問題なし。

海外子女の問題点もよく熟知しているため、帰国子女における指導についても本質で対応してくれることが十分に期待できます。

参考：オンライン家庭教師「e-live（イーライブ）」口コミなどを徹底調査！

オンライン家庭教師 Wam

出典元：オンライン家庭教師 Wam

このオンライン指導は少しずつ有名になってきており、私も以前から着目して

いましたが、かなり優秀といえるクオリティを持っています。

成績保証20点という謳い文句で、達成できなければ全額返金という制度。

また個別指導塾においても全国展開しているため、安心して利用できるオンライン家庭教師です。

このようなキャッチコピーの家庭教師というのは基本的に信用できませんが、この家庭教師においては実際に約束を守ることで評価が高く、安心して利用できるのが大きな長所になります。

ウェブサイトに記載されているプランを見ると一目瞭然ですが、さまざまなプランが用意されており目的に沿って最適なオンライン指導が期待できるかと。帰国性サポート（帰国子女）プランもあるためベストな家庭学習が期待でき、さらに途中で難関校対策などへ変更することも可能となっています。

また「もどり学習」という独自スタイルも特徴で、AIシステムを活用してさかのぼり、徹底的に苦手解消を行うという施策。したがって根本的に点数の取れない原因解消につなげられ、さらに高学歴の講師陣による解説によって、高校受験に有利な状況を作ることも可能。

さらに個人的に詳細な学習目標が作成されるため、志望校にむけてブレることなく、帰国子女にとっても目標を達成しやすい通信教育になるかと思います。

ほかの通信教育と比較するとやや費用は高めですが、その分だけ細かなプランも多く、目標に対して学習内容を一致させやすいかと。

無料体験もできるので、いちど試してみる価値のある通信教育です。

中学生の通信教育おすすめ比較一覧まとめ

ここまでに紹介した通信教育を一覧表としてまとめます。各教材名をクリックすると

先ほどの各解説項目へ戻ります。

中学生の通信教育を比較するときのポイント

中学生へ通信教育を比較するとき、私は次の点にポイントを置くべきと思います。

１つでも欠けてしまうと半失敗状態となるので、すべての項目をクリアしていることが重要。

さらに詳しく、これら４つのポイントについて解説します。

目的に合ったスタイル・特性であるか

中学生の通信教育を比較するとき、まずはこの「一致性」を確かめてみることがおすすめ。

通信教育を利用すると決めたということは、かならず目的があるということ。その目的と通信教育スタイルや特性が一致しているほうを選ぶべきと私は思います。

まず比較したいのが通信教育スタイルで、この時点において絞り込まれる通信教育は全体の半数以下になるかと。またこの時点で一致していなければ、選んだ通信教育の利点を十分に引き出せない、または目標を達成できないという最悪の状況も考えられます。

中学生における通信教育というのは、おもに３つのスタイルが存在します。

こうした通信教育スタイルによる特性を考慮すると、より具体的に比較できるかと。

たとえば難関校受験にむけた難問対策として、いくら紙教材やデジタル教材を利用しても、イレギュラーな応用問題までの対応はできないためオンライン指導が最適なスタイルになるという感じ。

まずはこの目的に沿った最適な通信教育スタイルを比較して選び出し、そのスタイルのなかからより優秀な通信教育を比較して探し出すという順番がおすすめの選択方法になります。

中学生へ通信教育を比較するときは、まず「目的に沿った通信教育スタイル」について着目です。

しっかり理解できる解説があるか

中学生における通信教育として、かなり重要となるのが「理解できる解説」であると私は思います。

いかなる通信教育スタイルにおいても理解のしやすさというのは必須ポイントで、もちろん通信教育スタイルによって解説方法は異なりますが、最終的な理解まで到達できることを比較して選ぶことが重要です。

また通信教育（紙教材・デジタル教材）のなかには、ただ単に問題と答えのみ掲載という場合もあるため要注意。それでは市販の問題集と何ら変わらない学習効果しか期待できないので、通信教育を選ぶからにはしっかりと「解説」が設けられていることを徹底比較して見つけ出すことが大切です。

とくに中学生はこの理解しやすい解説によって、その後の成績などに大きく影響を及ぼすため極めて大切なポイント。解説の良し悪しによって理解度が違ってくるので、できる限り解説内容まで比較して選ぶことをお勧めします。

いずれの通信教育スタイルにおいても、ほとんどの場合は「無料体験」ができるもの。したがって通信教育を選ぶ前に体験をして、具体的な解説内容を把握したうえで比較してみるとよくわかるかと思います。

この「理解しやすい解説」というのは超重要なポイントなので、徹底的に比較して良質な通信教育を見つけ出し選んでください。

さらに定着へつながる要素があるか

中学生の通信教育選びにおいて、理解したうえに「定着」まで図られていることも重要なポイント。

この定着というのは理解した内容をより強固なものにするための施策で、たとえば多くの演習問題が掲載されている、理解した単元の復習問題が出されるなど、定着へつながる施策があることも良質な通信教育選びにおける大切な比較ポイントになります。

この比較において注意すべきポイントは、極端に演習問題が少ないという場合。

とくに紙教材にこの問題が多くみられるもので、誌面数が少ない紙教材ほど物理的な制約もあって、より問題数は少なくなる傾向にあるかと。またデジタル教材の場合はインターネット特性によって多くの問題数を掲載していることが多く、そのなかでもより豊富な問題数であることが比較ポイントになります。

せっかく理解できたとしても、この定着不足により結果へつながりにくい場合も考えられるもの。

したがって中学生の通信教育選びにおいては、この「定着」についても徹底的に比較をして、よりクオリティの高い通信教育を選ぶことがポイントになります。

不正な料金設定はないか

直接的に中学生の勉強と関わらないと思いがちですが、じつは大きく関係しているのが「費用」です。

もちろん家計においてはより少ない費用でコスパに優れる通信教育を選ぶことが基本ですが、子供の勉強という観点から考えた場合も、ほかの学習必要へ回せなくなると思えば完全にマイナス効果。

その前に余計（不要）な料金を支払わされることによる精神的なダメージをはじめ、家計の経済効果もマイナスとなることで、何もいいことはありません。

とくに通信教育のなかでも悪質な料金体系が多いスタイルは、私は見る限りオンライン指導になるかと。

オンライン指導を選ぶ場合は費用科目をしっかりとチェック＆比較してほしいのですが、とくに多い不明費用が「年間会員費」「インターネット利用料」「登録料」など。オンライン指導の場合「入会金」「指導料」以外にかかり費用というのはほぼ不明科目になるので、しっかりとほかの通信教育と比較してチェックしておくべき重要なポイントになります。

オンライン指導に限らず、ほかの通信教育スタイルにおいても同じこと。

したがって１つの通信教育だけを信じてしまうのではなく、最低でも２つ、できれば３つ以上の通信教育を比較して、不明な費用項目がないかチェックして選ぶことがおすすめです。

昔から家庭教師関連という業界は不明な費用科目が課せられることで有名ですが、オンライン指導となった今の時代においても変わっていない場合も多くあります。

私も実際に自分の目で見て確かめ、電話確認まで行ったという経歴をもっています。

くれぐれも悪質な通信教育に騙されないよう、少しでも多くの通信教育をしっかりと比較して、健全な費用体系であることを確認することは極めて大切です。

まとめ

今回は「中学生におすすめの通信教育を比較して選び発表する」という企画を催し、

中学生の通信教育「場面別」おすすめ比較ランキング

中学生の通信教育を比較するときのポイント

という形をもって、元塾講師の経験をもとに解説してきました。

中学生の通信教育を比較するときに、まずは「目的に沿った通信教育スタイル」を選定することが重要。

そのうえで同じジャンルの通信教育を比較して、学習効果をはじめ、費用項目に至るまで徹底的に探り上げることが優秀な通信教育を選ぶためには極めて大切です。

通信教育を比較すると考えると、とても多くの中から同比較すればいいのか？と迷ってしまうと思いますが、まずは目的に合わせた通信教育スタイルを絞り込むことでグンッと比較対象は少なくなります。

それぞれの通信教育スタイルを、だいたい10社ほど比較すれば優秀な教材が見えてくるかと思います。

中学生の通信教育比較として、今回の内容をぜひお役立てください。