こんにちは、元塾講師のTanaです。
今回は「中学生に塾と通信教育どっちを選ぶのがいい?」という疑問に答えます。
個人的な好みについては別として、客観的な視点から塾と通信教育を比較。しっかりと根拠をもとにして、塾と通信教育それぞれの優位性をチェックしていきます。
まず結論から言っておけば、塾と通信教育はどっちが優れている
とはいえません。
子供がめざしている中学受験の志望校対策をはじめ、学校外学習を利用する目的、いまの状況に合った学習スタイルなどによって最適な選び方は違ってくるかと。
そのあたりの漠然としたニュアンスを明確にできるよう、できる限り具体的な事例も挙げながら中学生の塾と通信教育について考えていきます。
中学生にはどっち?塾と通信教育を7項目で徹底比較!
塾と通信教育のメリット・デメリット
中学生に塾か通信教育を検討する際は、つぎのメリットとデメリットを比較することが大切です。
比較対象 | 塾 | 通信教育 |
メリット |
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デメリット |
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中学生に塾と通信教育のどちらがおすすめかを判断する際には、子どもの性格や
学習状況をよく考慮することが大切。
また塾や通信教育それぞれの特徴(特性)をよく理解し、子どもに合った教材やカリキュラムを選ぶようにするのがポイントです。
また学習塾にはスタイル「集団塾・個別指導塾」があり、この違いによっても質問のしやすさなどが異なります。通信教育スタイルには「紙・デジタル・オンライン指導」があり、紙・デジタル教材は基礎学習が中心、オンライン指導はマンツーマンで応用学習が中心となります。
したがって塾も通信教育も総合的に比較して、より子供に合った選択をすることが重要。
まずは塾と通信教育それぞれのメリット・デメリットをもとに、目標・志望校・学習スタイルなどに合わせて最適な学校外学習を選ぶことが先決です。
塾と通信教育における学習効果の違い
塾に期待できる学習効果
中学生が塾に通うことで、つぎのような学習効果が期待できます。
- 学習習慣の定着
中学生が塾に通うことで、学校の授業以外にも勉強する時間を確保することができます。また塾では毎日同じ時間に勉強する習慣が身につくため、学習習慣を定着させることにつながります。 - 勉強の効率化
中学生が塾へ通う場合は、講師が一人ひとりの生徒の理解度に合わせて指導を行うため、勉強の効率化を図ることが期待できます。また塾では同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨することで、モチベーション維持へつながりやすくなります。 - 受験対策の強化
高校受験を考えている中学生は塾で受験対策を行うことで、志望校に合格する可能性(期待値)が高くなります。塾では受験に必要な学力を身につけるためのカリキュラムが用意されているほか、受験対策講座も開講されています。 - 志望校の選択肢の広がり
中学生が塾に通うことで、自分の学力に合った志望校を選択しやすい効果が期待できます。また塾では、学校では教えてくれない受験情報も得ることができます。
中学生を塾へ通わせることを検討している場合は、これらの学習効果・メリットを参考に、塾に通うことが子供にとってプラスになるかどうかを判断することが大切です。
通信教育に期待できる学習効果
中学生の通信教育には、以下のような学習効果が期待できます。
- 自分のペースで学習できる
通信教育は自宅で自分のペースで学習できるため、学校の授業についていけていない場合や、自分の学習スタイルに合った学習方法で学びたい場合などに適しています。 - わからないことをいつでも質問できる
通信教育の中には、質問サポートが充実しているところがあります。質問サポートを利用することでわからない問題をすぐに解決でき、学習効率を高めることにつながります。 - 自分の弱点を克服できる
通信教育の中には、弱点克服に特化したカリキュラムを用意しているところがあります。弱点克服に特化したカリキュラムを利用することで、自分の弱点を克服し、学力を向上させることが期待できます。 - 費用が安い
通信教育は、塾に通うよりも費用が安いことが多いです。費用が安いため経済的に塾に通うことが難しい家庭でも、通信教育であれば利用しやすいといったメリットがあります。 - モチベーションを維持しやすい
通信教育の中には、モチベーションを維持するためのサポートが充実しているところがあります。モチベーションを維持するためのサポートを利用することで勉強を継続し、より学習効果を高めることにつながります。
中学生の子供に通信教育を検討している場合は、これらの学習効果・メリットを参考に、通信教育が子供にとってプラスになるかどうかを判断することが大切です。
塾と通信教育の費用における違い
中学生の塾と通信教育の費用は、一般的に「塾」のほうが高額です。
塾の費用は種類や講座内容によって異なりますが月額10,000円~30,000円程度かかることが多く、一方通信教育の費用は月額2,000円~5,000円程度が一般的な価格帯です。
塾と通信教育の費用における大きな違いは、おもに講師の配置と教材費の違いによるものです。塾では、講師を配置する必要があり教材費も高額、一方で通信教育は基本的に教材費のみで済むため、塾よりも費用を抑えることができます。
ただし塾と通信教育の費用は、一概に比較できない点もあります。塾は講師から直接指導を受けることができるため通信教育よりも学習効果が高い可能性があります。一方通信教育は自宅で自分のペースで学習できるため塾よりも費用対効果が高い可能性があります。
中学生の子供に塾や通信教育を検討している場合は、塾と通信教育の費用についても比較検討し、子供にとって最適な選択をすることが大切です。
塾と通信教育のカリキュラムにおける違い
中学生における塾と通信教育のカリキュラムは、それぞれに特徴があります。
塾のカリキュラムは学校の授業内容を補習したり、受験対策を行ったりするのに重点を置いていることが多いもの。一方で通信教育のカリキュラムは学校の授業内容を学習したり、自分の学力を伸ばしたりすることに重点を置いていることが多いです。
そのため塾の授業では学校で習った内容の復習や、受験によく出る問題の演習などが行われることが多い。また塾によっては模擬試験や面接対策などの特別講座を用意しているところもあります。
通信教育のカリキュラムはテキストによって、学校で習う内容が詳しく解説されていることが多い。また通信教育には添削指導や質問サービスが付いているものも多いため、わからないところを質問したり、自分の学力を客観的に知ったりすることが期待できます。
塾と通信教育では、カリキュラムの進め方も異なります。塾は集団授業のため、生徒は講師のペースに合わせて授業を受けなければなりません。一方、通信教育は個別学習のため、生徒は自分のペースで学習を進めることができます。
塾と通信教育は、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。中学生が塾と
通信教育のどちらを選択するかは、個人の学習状況や目標によって異なります。
塾と通信教育におけるサポート体制の違い
中学生の塾と通信教育では、サポート体制にも違いがあります。
塾のサポート体制
塾のサポート体制は塾によってさまざま。一般的には以下のようなものがあります。
- 授業前の個別指導:授業前に講師が生徒の学習状況を把握し、苦手な箇所を補強する。
- 授業中・授業後の個別指導:授業後に生徒がわからない箇所があれば、講師に質問できる。
- 宿題添削:生徒が提出した宿題を講師が添削し、間違いを指摘する。
- 進路相談:生徒の志望校や進路について、講師が相談に乗る。
塾のサポート体制は、中学生が学習を効率的に進めるために重要な役割を果たします。塾に通うことを検討している場合は、塾のサポート体制をよく確認し、子供に合った塾を選ぶことが大切です。
また塾のサポート体制を選ぶ際には、以下のポイントを要チェックです。
- 自分の学習状況に合っているか:自分の学習状況に合ったサポート体制が、しっかりと整っている塾を選ぶことが大切です。
- 自分の希望に合っているか:個別指導やグループ指導など、自分の希望に合ったサポート体制が整っている塾を選ぶことが大切です。
- 費用が適切か:塾のサポート体制は、費用が高くなる傾向があります。塾のサポート体制と費用のバランスを考慮して、子供に合った塾を選ぶことが大切です。
塾は集団または個別授業であるため、講師が生徒の学習状況を直接把握し、サポートすることができます。
通信教育のサポート体制
中学生における通信教育のサポート体制は、各通信教育会社によって異なります。しかし一般的には、以下のようなサポート体制が整っています。
- 質問対応:教材や学習方法について、質問があればいつでも対応してくれる。
- 添削指導:生徒の答案を添削し、アドバイスをくれる。
- 学習相談:学習計画や進路相談など、生徒の学習全般について相談に乗ってくれる。
- イベント開催:生徒同士の交流や勉強会など、学習をサポートするイベントを開催する。
このように、通信教育では生徒一人ひとりの学習をサポートする体制が整っています。そのため、不登校や学校の授業についていけていない中学生でも、安心して学習を進めることができます。
また通信教育では、AIシステムなどを駆使して子供の学習状況を細かく把握することができます。そのため学習の遅れやつまずきを早期に発見し、適切なサポートを行うことが期待できます。これにより学習効果を高めることにつながります。
さらに通信教育では、子供の学習を自分のペースで進めることができます。そのため部活動や習い事などで忙しい中学生でも時間に融通が利き、無理なく学習を続けることができます。
このように通信教育は中学生にとって学習をサポートし、学習効果を高め、自分のペースで学習を進めることができる非常に有効な選択肢です。
通信教育は家庭内で進める個別学習であるため、講師が生徒の学習状況を直接把握することはできません。しかし通信教育の中には添削指導や質問サービスが付いているものもあり、子供がわからないところを質問したり、自分の学力を客観的に知ったりすることができます。
塾と通信教育の通学時間における違い
中学生が塾に通うと一般的に週に2〜3日、1〜2時間の授業を受けることになります。
これに対して通信教育では、教材を自宅で学習するため通学時間はゼロです。
通学時間は、塾に通うかどうかの大きな判断材料の一つです。通学時間が長いと勉強や部活動、その他の習い事との両立が難しくなります。また通学時間が長いことで疲れてしまい、結果的に勉強へ集中できないという問題もあります。
通信教育は、通学時間の短さが大きなメリットです。自宅で勉強できるので、通学時間を他のことに充てることができます。また通学時間がないので、移動に伴う疲労の心配なく勉強に集中することができます。
中学生に塾と通信教育を考える場合、この通学時間は重要な判断材料の一つになります。
塾と通信教育における選び方のポイント
塾を選択する場合の最適なシチュエーション
中学生が学校外学習として、塾を選択する場合の最適なシチュエーションは以下の通りです。
- 学校の授業についていけない場合:学校の授業についていけず成績が伸び悩んでいる場合は、塾に通うことで基礎学力を固め、成績アップを図ることができます。
- 志望校に合格したい場合:志望校に合格するためには、学校の授業だけでは十分でない場合があります。塾に通うことで志望校の受験対策を行い、合格の可能性を高めることができます。
- 勉強のモチベーションを維持したい場合:勉強を継続するのが難しい場合は、塾に通うことで周りの生徒と一緒に学び、モチベーションを維持することが期待できます。
- 自分の学力を客観的に知りたい場合:自分の学力を客観的に知りたい場合は、塾に通うことで自分の立ち位置を把握し、今後の学習計画を立てることができます。
また塾に通うことで得られるメリットは学力面だけではありません。
以下のようなメリットも期待できます。
- 時間管理能力の向上:塾に通うことで、勉強に費やす時間を確保し、計画的に勉強する習慣を身につけることができます。
- コミュニケーション能力の向上:塾に通うことで、周りの生徒と協力して学ぶことで、コミュニケーション能力を向上させることができます。
したがって中学生を塾へ通わせる場合は、講師による直接的な指導、仲間同士による
モチベーション向上を期待するというシチュエーションにおすすめの選択になるのではないでしょうか。
通信教育を選択する場合の最適なシチュエーション
中学生が学校外学習として、通信教育を選択する場合の最適なシチュエーションは、以下の通りです。
- 自分のペースで学習したい場合:通信教育は自分のペースで学習できるため、学校の授業についていけなかったり、勉強に集中できないという中学生に適しています。
- 費用を抑えたい場合:通信教育は塾に通うよりも費用を抑えることができるため、経済的な理由で塾に通うことができないという中学生に適しています。
- 通塾する時間が取れない:通信教育は通塾する必要がないため、部活や習い事などで忙しい中学生に適しています。
- 自分の学力を客観的に知りたい場合:通信教育には模擬試験や添削指導が付いているものも多いため、自分の学力を客観的に知りたいという中学生に適しています。
このように中学生が学校外学習として通信教育を選択することは学力面だけでなく、
さまざまな面でメリットがあります。通信教育を検討している場合は、いまのシチュエーションと比較して検討してみるのがおすすめです。
中学生が塾と併用するときおすすめの通信教育
ここまでは中学生の塾と通信教育を比較し、最適な選択ができるための情報をお伝えしてきました。
この項目では思考を逆転させ、学習塾へ通いながら最適な通信教育を選択する方法について発信しようと思います。いわゆる塾と通信教育の「最適なコラボ」における解説となります。
一般学習および公立・標準高校受験におすすめの通信教育
この状況(目的)に最適となる通信教育は、おもに「紙教材」「デジタル教材」です。
なぜなら紙教材やデジタル教材は基礎範囲をしっかりと履修でき、学習のベース部分を補うという要素に長けているため。基礎を徹底的に学んで、より底力の養成に最適な通信教育になります。
したがって標準的な偏差値を望んで塾と通信教育をコラボさせる場合には、これら2つの通信教育スタイルを選択することでより目的達成しやすい学校外学習を実践できます。
中学生ポピー
履修可能範囲 | 履修教科 | 解説 |
中校生 (高校受験対策あり) | 5教科 | かなり詳細 |
中学生の塾と通信教育コラボにおいて、紙教材を考える場合におすすめ&人気の教材。
自然なスタイルで履修できる紙教材のメリットを得ながら、テキスト形式のなかではトップレベルに充実した内容で、さらに高い学習効果を期待できるのが大きな特徴の通信教育。
実際に私の家庭でも利用しましたが、かなり基礎範囲を理解しやすい内容になっています。
塾と通信教育の併用として多くの家庭に利用されているスタイルで、塾で学んだ内容を徹底的に復習できる理解しやすい構成・解説。本教材だけでもボリュームある内容となっており、さらに別冊教材による定期テスト対策などもあるため中学生の成績アップが大きく期待できる通信教育です。
また紙教材のなかでもポピーは一致性の高い教科書準拠となっており、中学校と同じペースで履修可能。家庭学習を迷うことなくスムーズにとり組めるのもメリットです。
各教科とも「見開き2ページ」で必要となる履修範囲を学べ、勉強グセのついていない中学生をはじめ、基礎範囲の教科、公立高校受験などをめざす中学生におすすめの通信教育となっています。
いくら塾へ通わせても成績アップしないという家庭に最適で、もし塾と通信教育の併用で基礎対策をさせたいと考えていれば、かなりマッチング率の高い選択になるかと思います。
スタディサプリ中学講座
履修可能範囲 | 履修教科 | 解説 |
小学生~高校生 (無学年スタイル) | 5教科 | 映像授業 (神講師) |
中学生の塾と通信教育コラボを考えるとき、かなり人気で高評価のデジタル教材。
とくに「神授業講師」による解説は極めてわかりやすく、しっかりと着地点からの逆算に基づく授業解説。学校の授業で理解できないという場合でも、スタディサプリは疑問解消につなげやすい映像授業となっています。
5教科の基礎範囲はしっかりと履修でき、さらに無学年学習により小学生範囲から復習可能。また先取り学習としても必要十分な家庭学習を実践することができ、とくに基礎力強化として塾と通信教育の併用におすすめのデジタル教材です。
それぞれの教科によって講師は異なりますが、いずれの講師においても理解しやすい
解説。1つずつ確実に理解できるよう説明してくれるので、学校や塾では疑問が残るという中学生に最適な通信教育です。
また映像授業とともに受講用テキストが表示され、このテキストをプリントアウトして手元に置きながらの視聴もかなり有意義。より理解しやすくなる効果が期待でき、さらに練習問題が掲載されたこのテキストをストックすれば問題集代わりにもなるため、コスパ的に優れるなどのメリットもあります。
塾と通信教育をコラボさせるとき、かなり多くの家庭で実践されている人気のデジタル教材です。
文部科学大臣賞すらら
履修可能範囲 | 履修教科 | 解説 |
小学生~高校生 (無学年スタイル) | 5教科・英検・数検 | 映像授業 (アニメーション) |
中学生の塾と通信教育コラボを考えるとき、高品質で充実した内容の優秀なデジタル教材。
文部科学大臣賞の受賞歴もあるため品質的には極めて優れており、とくにアニメーション解説による映像授業は誰でも理解できてしまうと思えるほど高クオリティ。
とくに授業の進み方に特徴があり、1つの単元が細分化され、細かく区切られたエリアの解説が終わると逐一練習問題が出されるという構成。したがって「気が付いたら理解できていた」という中学生も多いのが、この通信教育すららにおける最大の特徴です。
また映像授業だけではなくドリル機能やテスト機能もクオリティが高く、AIシステムによって間違った問題については「つまずき診断」「難易度コントロール」によって未理解原因の追究をはじめ、やや易しい問題に作り変え再出題し疑問解消へつなげるという機能。
したがって解けない問題に対して答えを見るだけではなく、あくまでも答えを見ずとも問題が解けるようにする構成となっており、塾の不足分カバーがしっかり期待できる構成の通信教育です。
5教科以外に、英検や数検を学べるのも特徴となっています。
私立・難関高校受験におすすめの通信教育
この状況に最適となる通信教育は、おもに「オンライン指導」です。
オンライン指導は基礎範囲の復習というよりも応用範囲に強いスタイルで、講師との自由度が高いマンツーマン指導により、応用範囲を中心としたハイレベル学習が可能となります。
したがって進学塾と通信教育を併用させる場合には、塾で理解しきれなかった部分についてオンラインによるマンツーマン指導を利用し、極めて効率的に疑問解消へつなげることが期待できます。
オンライン家庭教師「e-Live」
出典:オンライン家庭教師「e-Live」
履修可能範囲 | 履修教科 | 解説 |
フリー | フリー | 高スキル講師陣 (紹介制) |
中学生の塾と通信教育コラボ(難関校対策)として、応用範囲をしっかり学べるオンライン指導。
とくに「進学塾&通信教育」の併用を考えている場合におすすめのオンライン指導で、マンツーマン指導によって塾の疑問解消が可能。訪問型の家庭教師と同じニュアンスで利用できる有意義な通信教育です。
この通信教育の特徴として、もっとも目立つのが「紹介制による講師陣」という部分。もともと教え子を講師として迎えている異例の講師陣となっており、さらにその講師による紹介で集まった人材ということで極めて優秀。
一般募集による集まったオンライン指導の講師陣と比較しても、大幅に高学歴・高指導力の人材揃いということが 講師紹介ページからも見て取れます。
また「独自カリキュラム」が採用されており、志望校や目標に最適なカリキュラムが組まれるというスタイル。したがって目標達成しやすく、さらに志望校データをもとにした解説によって、塾の不足分をカバーしやすい通信教育となっています。
進学塾の不足を通信教育で補わせたい、という場合におすすめの高スキル講師のオンライン指導です。
学研オンライン家庭教師
出典:学研の家庭教師
履修可能範囲 | 履修教科 | 解説 |
フリー | フリー | 高指導力の講師陣 (学研の研修システム) |
中学生の塾と通信教育コラボとして、難関校対策に多く利用されているオンライン指導。
さすがに学研ということで全体的なクオリティは高く、過去の合格実績については Webサイトで確認できる範囲だけでも極めて豊富。国内トップレベルの高校受験を突破している事例も多く、難関校対策にむけ塾だけでは不足というときに適した通信教育になります。
講師陣については一般募集にはなるものの、その後の学研クオリティの研修システムによって高い指導力を兼ね備えた人材揃い。高学歴はもちろん高指導力の講師陣としても一定の定評があり人気の通信教育です。
また学研が運営する学研教室をはじめ、訪問型の家庭教師などの運営によって全国の志望校データにも強いのが特徴。過去の出題傾向などをもとにしたマンツーマン指導が展開されており、より志望校にむけピンポイント学習が期待できるシステムとなっています。
学研ということで安定感・安心感もあり、進学塾と通信教育のコラボとして極めておすすめのオンライン指導です。
まとめ
今回は「中学生に塾と通信教育どっちを選ぶのがいい?」という疑問に対して、客観的な視点から比較したメリット・デメリットをはじめ、より最適な選択となるよう情報発信してきました。
中学生に塾と通信教育を考える場合、とくにポイントとなるのが「通塾時間・方法」ではないでしょうか。
通塾にかかる時間は累積するとかなり膨大となり、さらに徒歩で通塾するとなれば暗くなってからの帰り道はかなり不安要素になるかと。もしこの点が気になるようであれば塾よりも通信教育の選択がおすすめで、しっかりと目標達成の期待できる通信教育を選べば塾以上に効果が期待できる場合もあります。
つぎに、塾と通信教育の選択で焦点となるのが「学習効果」になるかと。
中学生は塾へ通わせるのが常識といった固定観念も多いですが、通信教育も進化を遂げてきており、紙教材のみならずデジタル教材をはじめオンライン指導では家庭教師と変わらないレベルの学習効果が期待できます。
したがって「通信教育よりも塾のほうが学習効果は期待できるだろう‥」といった固定観念で考えるのではなく、いずれも同じ土俵で比較してみるほうが良い結果につながるのではないかと私は考えます。
また塾と通信教育のいずれかを選ぶのではなく、逆の発想で「コラボ」という選択もあります。
わりとこの塾と通信教育をコラボさせている家庭は多いもので、塾の不足分を通信教育で補うことによって、かなり高い学習効果を得ているといった実例もよく耳にします。
もちろん経済的に余裕のある家庭におすすめの学習手段となりますが、塾で高い費用がかかる反面できるだけ安い費用の通信教育をコラボさせるという利用方法もおすすめかと。ここでも紹介した スタディサプリ中学講座などは費用も安く、とくに塾と通信教育のコラボに最適な教材になります。
まずは塾と通信教育を比較して、子供や目的に沿うスタイルを選んでみてください。
もしすでに学習塾へ通わせていて成績アップしないという悩みがあれば、塾と通信教育の併用というスタイルも中学生におすすめの勉強方法になります。
中学生の塾と通信教育を考える上で、今回の内容をぜひお役立てください。