中学３年の高校受験対策におすすめ通信教育ベスト７選＆失敗しない選び方

こんにちは、元塾講師のTanaです。

今回は「中学３年におすすめの通信教育が知りたい」という疑問に答えます。

中学３年で高校受験も近いし、めっちゃ学習効果が期待できる通信教育はないだろうか？

きっとそんな疑問を持ってこのサイトを覗かれたかと思います。

そこで元塾講師の経験を活かして、ここでは中学３年にぴったりの通信教育を７選に絞ってピックアップ。

どう考えても効果的なので、高校受験対策に極めて有効な選択になると思います。

中学３年の高校受験対策におすすめ通信教育ベスト７選

中学３年におすすめの通信教育には、２つのスタイル（デジタル教材・オンライン指導）があります。

通信教育には紙・デジタル・オンラインがありますが、この中でも紙教材を私が選ばない理由はその特性が合致していないため。中学３年ではスピード感が超重要となるので、郵送などの手間がかかる紙教材はおすすめとして紹介しません。

したがって残った２つ「デジタル」「オンライン」の通信教育のなかより、とくに私が中学３年に超おすすめと感じている７選について詳しく紹介します。

初めに言っておきますが、それぞれのスタイルで学習範囲、狙える志望校が異なります。

このような特性があるため、選び方には十分に注意が必要。

公立高校全般であればデジタル教材のみでも対応可能、難問が出題される私立高校はオンライン指導が適しています。また２つのコラボスタイルも効果的な学習方法となるので、志望校や子供の性格などを考慮したうえで選ぶことをお勧めします。

どちらの通信教育スタイルが優れている、という訳でありません。

また都合上数字（順番）を振っていますが、ランキングではないのでご理解ください。

中学３年におすすめ「デジタル教材」

デジタル教材は、公立高校全般および難関系私立高校の基礎におすすめのスタイルです。

ここでは、私がおすすめの通信教育（デジタル教材）全４選を紹介します。

①デジタル教材すらら

中学３年の通信教育として、すららは極めて効果的なデジタル教材かと。

なぜなら無学年方式で過去も分野も自由に学べ、高校受験にむけた徹底対策ができるため。

また不明な点においてはわかりやすい映像授業によって即解消しやすいといった、かなりの高性能な機能が備わっているのが大きな特徴であるためです。

とくに中学３年の学習現場でもっともほしいと感じるのが「徹底的な過去の復習対策」になると思いますが、この門d内をすべて解消できるのが大きなメリット。小学生範囲から自由な分野を学べるため、これ以上ぴったりといえる通信教育もそう見つからないかと私は感じます。

すららのアニメーション授業

また映像授業のクオリティの極めて高くアニメーション講義のため、
やや幼さを感じるかもしれませんが逆。

内容的にはやや高難易度の応用範囲まで学べることや、アニメーション特性を活かした「動き・変化」でより理解へつなげやすいといった特徴を持っています。

また中学３年で欲しいと感じる機能が、つまずき原因の追究と解消。

これまで定期テストで得点できなかった単元において、独学では自分で１つずつ単元を繰り下げながら確認が必要ですが、すららはAIシステムにより一瞬で原因となる単元を表示してくれると優れた機能あり。

したがってつまずき原因の追究にかける時間が極めて短縮されることで、高校受験対策にむけたより有意義な時間を作り出すことが可能。かなり時間効率にも優れるデジタル教材といえるかと思います。

中学３年の高校受験対策として、欲しい機能がすべて揃っているというのがすららのメリット。

まず選んで失敗することはなく、しかも文部科学大臣賞の受賞歴もあるので安心して受験対策をおこなうことができる通信教育と私は強く感じます。

②デジタル教材スタディサプリ

先ほどの「すらら」と同レベルでおすすめ通信教育が、この「スタディサプリ」と私は感じます。

スタディサプリも無学年方式ということで小学生半から復習が可能で、さらに神授業講師による分かりやす過ぎる映像授業がとてつもないボリュームで搭載されているため中学３年の受験対策には極めて最適。

さらに映像授業と一緒に表示される受講テキストも同じボリュームがあり、映像授業を視聴しながら受講テキストを見ることによって、複雑な単元もかなり理解へつなげることが期待できます。

また受講テキストにはその単元の演習問題もわりと多く掲載されているため、受講用としてだけではなく確認用テキストとしても利便性の高い構成。したがって理解すると同時に定着を図ることもできるため、かなりスムーズに受験対策を進めることができるかと思います。

スタディサプリの映像授業

また映像授業のクオリティは非常に高レベルで、この授業解説で理解できなければ他にないというくらいハイクオリティ。

しっかりと逆算しつくされた解説は、順序正しく知りたい順に教えてくれるため、だれでも理解できてしまうといった優秀な授業となっているのも特徴です。

授業解説には全国屈指の「神授業講師」が揃っており、一度視聴すればクオリティに納得できるかと。

とはいえ真面目過ぎる授業ではなく、ときには背中を押してくれるような声掛けがあったり、複雑な部分はタフ面からわかりやすく解説してくれたり。かなり熱血的な指導で「わからせる！」という意気込みが伝わってくるような勢いのある授業となっています。

私もこれまでに複数のデジタル教材を体験してきましたが、スタディサプリはとくに中学３年の悩みを解消しやすく、トップレベルでおすすめといえる通信教育であると思います。

③デジタル教材Ｚ会

参考：Ｚ会

Ｚ会が運営する通信教育で、これも中学３年の高校受験対策にはお勧めです。

とくに昔から評価の高い「添削指導」という施策がＺ会にはありますが、紙教材だけではなくデジタル教材のほうにも備わっているため理解につなげやすい。紙教材のように送付する手間がかからないため、いたって時間効率に優れる添削指導へと進化しています。

中学生範囲のみの無学年方式ということで小学生範囲はムリですが、
高校受験対策としてはまずまずの内容。

とはいえＺ会ならではの「在宅模試Vテスト」を受けられたりと、しっかり高校受験にむけた対策は可能となっています。

全体的にやや硬いイメージの機能面で、映像授業においても真面目一環という感じ。とくに既定路線から外れることもなくマニュアル通りといった授業解説となっており、楽しさなどを感じないのでこの辺りにおける相性は子供の性格次第かなと感じます。

学習内容としては標準校はもちろん、ハイレベル学習にも取り組めるのが特徴。難関・超難関の私立高校受験における難問対策まではできませんが、ほかのデジタル教材よりは１つレベルが上かなという印象を私は受けました。

中学３年の時期に求めたいコンテンツは揃っているので、このＺ会もおすすめの通信教育になります。

④東進オンライン学校

参考：東進オンライン学校

中学生範囲のなかでも、とくに英語・数学を強化したい場合におすすめの通信教育です。

英語と数学において特化型のデジタル教材で、内容としては一般的なデジタル教材と変わらず。ただし英語と数学に対する学習内容は極めて深く、より密度の高い受験対策が期待できる構成となっています。

中学生１～３年生範囲をすべて履修できますが、１ヶ月の受講数は最大28回まで。また月例テストを受けられるのも東進の特徴ですが、これも１ヶ月４回までという規定が設けられています。

したがって一般的なデジタル教材のように無学年方式ではありますが、

視聴できる映像授業数が決まっているため、ある程度の目標をもって

取り組むことが必須となります。

とはいえ映像授業のクオリティは極めて高く、英語と数学においてはデジタル教材のなかでも高レベル。

うまく使いこなすことで有意義な高校受験対策ができ、ほかの通信教育には搭載されていない独自機能が多いため、かなり中学３年に効果的な通信教育と私は感じます。

中学３年におすすめ「オンライン指導」

オンライン指導は、公立高校全般および私立高校全般におすすめのスタイルです。

ここでは、私がおすすめの通信教育（オンライン指導）全３選を紹介します。

⑤オンライン指導「e-Live」

参考：オンライン家庭教師「e-Live」

中学３年の追い込みとして、さまざまな角度から対策を施してくれるオンライン家庭教師です。

まずは学力チェックからスタートして、弱い部分を集中的にオンライン指導で強化。このとき勉強の正しい効率的なやり方なども講師陣が教えてくれるので、高校受験対策にかなり有意義な指導が期待できます。

また季節講習「e-スク」で短期集中型のオンライン指導によって弱点強化ができたり、５教科対応の「e-Live模試」で細かな到達度分析・志望校判定が受けられたりと中学３年に効果的な対策も満載。

とくに中学３年の集中的なレベルアップ指導においてこうした有意義な施策が用意されており、すべてオンラインで受講できるため受講しやすいのも大きなポイントになります。

講師陣についても極めて優秀で、一般的な募集方法ではなく「紹介制」により
高レベルの人材が多く在籍。実際に講師紹介画面を覗いてみてもそのハイレベル

クオリティがよくわかるかと。

また中学３年の高校受験対策を有効に進めるため、学力などに応じた細かな学習カリキュラムにより、具体的で明確な施策が講じられるため到達予想がわかりやすい。したがってリアルタイムに学力へ応じた細かな対策ができるため、学習計画からのズレを修正しやすいといった効果的な受験対策が可能であると私は感じます。

私も実際に電話確認をしてみましたが、ウェブサイトへ掲載されている内容はかなり正しい情報。講師陣の学歴やスキルを誇大表示することもなく健全で、料金体系においても意味不明な項目もなく至って明瞭。

総合的に健全性の高いオンライン家庭教師で、中学３年の高校受験対策においても極めて充実。

中学３年の時期に施してほしいと感じる施策が揃っているため志望校にむけた確実性の高い家庭学習、また学力データ分析による正確な対策によって、本当の意味で「助かる」を実感できる通信教育になると思います。

参考：オンライン家庭教師「e-live（イーライブ）」口コミなどを徹底調査！

⑥オンライン指導「学研」

参考：学研オンライン家庭教師

学研のオンライン家庭教師というのも、過去の実績豊富で中学３年へかなりおすすめの通信教育です。

もちろんですが内容的には極めて優秀といえ、プロ講師と学生講師の２本立てで志望校対策をおこなっていくというスタイル。むりにプロ講師を選ばなくても学生講師のレベルも高いので、公立高校受験であれば学生講師でも十分に対応可能と私は思います。（難関私立はプロがおすすめ）

おもな高校受験対策として「定期テスト対策」「難関校別入試傾向対策」「早慶付属」「帰国子女受験対策」などが設けられており、このなかでも定期テスト対策などは高校受験以前の内申点アップとしても、かなり有効性の高い施策になるといった印象を受けます。

オンライン指導の内容としても極めて優秀で、高校受験に効果的な施策が多いかと。

私としては「さすが学研」と思える指導クオリティと感じており、学研の安心感をしっかりと感じられる指導スタイルではないでしょうか。

もともと学研の家庭教師は「訪問型」として運営されていましたが、新たに設けられたこの「オンライン版」でもそのクオリティは変わらず。過去にも難関私立高校への合格実績が豊富で、どんな偏差値でもしっかり対応可能なオンラン指導であると私は感じます。

中学３年における高校受験対策として、この学研もかなりおすすめの通信教育です。

参考：学研の家庭教師「料金・評判・受験対策」などを徹底調査！

⑦オンライン指導「Wam」

参考：オンライン指導「Wam」

オンライン家庭教師Wamは、個別指導塾としても全国展開されている会社です。

したがって個別指導塾としてのノウハウを中心としたオンライン指導が特徴で、全国の高校データを豊富にもっていることから、志望校にむけた確実性の高い指導を得意とする通信教育。

高校受験にむけたコース設定も「中学１～２年入試対策」「公立トップ高受験対策」「難関公立高受験対策」「難関私立校受験対策」「中学総復習コース」など多くが用意されており、目標に沿ったぴったりの受験対策を実現できるかと。

また高校入試対策と同時に学校成績アップ対策も行われるため、

内申点対策としても効果的。

授業については40分と90分を選べるため中学３年の忙しい時期でも利用しやすく、短い空き時間を高校受験対策として有意義に使うことが可能。入会諸費用などがやや必要ですが、総合的に内容と照らし合わせて考えると、私はクオリティの高さから納得できる範囲であると感じます。

やはり全国展開されている個別指導塾ノウハウは貴重で、志望校データをしっかり持っているあたりは優位性が高いかなと。中学３年の総仕上げとして、このオンライン家庭教師Wamもおすすめといえる通信教育のひとつになります。

中学３年おすすめ通信教育の比較表

ここまでに紹介した通信教育７選を、比較一覧表でまとめます。

それぞれの教材名をクリックすることで、先ほど解説した詳しい項目へ戻ります。

中学３年に最適な通信教育の失敗しない選び方

元塾講師という経験をもとに考えると、次の項目がポイントになるかと思います。

この３つが基本的に重要といえる要素で、すべて揃っていればその通信教育はベスト。

というより１つでも欠けてしまうと効果半減となるので、全項目完備が最低条件といえるかもしれません。

中学３年におすすめの通信教育を選ぶため、さらに詳しく解説します。

無学年方式で自由に復習ができる

中学３年の通信教育選びにおいて、かなり重要なポイントが「無学年方式」と私は思います。

この無学年方式は通信教育のなかでもデジタル教材へ該当するシステムで、現学年のみならず他学年範囲も自由に学べるというもの。したがって中学３年の高校受験対策において、しっかりと復習できる重要な要素を担うシステムであるといえます。

また無学年方式が採用されたデジタル教材は、学年を意識することなく「分野の流れ」で学べるため学習効率アップにもつながりやすいのが特徴。

とくに中学３年で総復習を行いたい場合は、関連する分野をすべて一連の流れで履修したいはず。この要望を叶えてくれるのが無学年方式の大きなメリットともいえます。

一般的にデジタル教材は「学年方式」で運営されている場合が多く、なかなか中学３年の総復習対策ができないといったデメリットに遭遇するかと。

その問題を解消できるのが無学年方式のため、とくに中学３年の時期における高校受験対策としては、この無学年方式が備わっているデジタル教材を選ぶことでより優位性の高い家庭学習ができるかと私は思います。

通信教育のなかでもオンライン指導は、必然的に無学年方式になるため気にしなくてもOKです。

わかりやすく理解できる

中学３年の通信教育において、この「わかりやすさ」というのも重要なポイントです。

いくら通信教育を導入しても結果的に理解できなければ効果があるとはいえず、まずはしっかりと理解できてこそ利用する意味があるのかなと。

そう考えると通信教育のわかりやすさというのは重要で、デジタル教材であれば「映像授業のクオリティ」によるわかりやすさ、オンライン指導であれば「講師の指導力」によるわかりやすさが備わっていること、これが通信教育を選ぶときの大きな基準となります。

とくに中学３年という時期は「過去単元を少しでも多く理解する」というのが最大の使命ともいえますが、このときにもっとも重要といえる学習要素がわかりやすい解説。

通信教育をよりたくさん比較してみると理解しやすさによる違いがよくわかるので、できる限り多くの通信教育を無料体験するなど、もっとも理解につなげやすい解説の通信教育を選ぶようにするのがおすすめのコツです。

デジタル教材であれば映像授業といっても「アニメーション」「講師」といった違いから、わかりやすさレベルも異なってくるもの。アニメーション授業では図形が動いて変化するなどの特性によって、講師の黒板を使った静止授業と比較すると、より理解しやすく感じるかもしれません。

したがって授業解説だけではなくその授業スタイルの特性によっても理解度は違ってくるので、まずは授業スタイルにおけるメリットを知って、そのうえで実際の授業解説の進め方などをチェックするのがおすすめの選び方になると私は思います。

中学３年の通信教育として、この「わかりやすさ」は非常に重要なポイントになります。

問題数が多く定着へつなげやすい

こうした通信教育における学習メリットは、理解しやすいだけではなく「定着」へもつなげやすい部分。

中学３年における高校受験対策として重要となるのが、理解要素＆定着要素というのはすでにご存じの通り。これを実現するには通信教育選びにおいて「豊富な問題数」の搭載も重要ポイントになります。

より多くの演習問題があるほど定着へつなげやすく、さらに高校受験で必須となる学習内容がすべて盛り込まれていること。表面的な問題だけではなく、高校受験で出題されるような掘り下げた問題まで搭載されていることが、とくに中学３年の通信教育で求められるポイントになります。

私がさまざまな通信教育を探った経験から、高校受験へ対応できると感じたデジタル教材は すらら、スタディサプリ、Ｚ会の通信教育 がとくに最適といえる３つ。高校受験本番で通用する問題がより多く搭載されていることも選ぶときの必須条件といえます。

デジタル教材のなかには、高校受験の出題範囲に満たない問題構成という場合もあります。

したがって中学３年の通信教育選びにおいては、この定着および高校受験に対応可能な、より多くの演習問題が備わっていることもチェックしておくべき重要ポイントです。

まとめ

今回は「中学３年におすすめの通信教育が知りたい」という疑問に対して、

中学３年の高校受験対策におすすめ通信教育ベスト７選

中学３年に最適な通信教育の失敗しない選び方

という形で、元塾講師の経験をもとに解説してきました。

中学３年の通信教育というのは、とくに「理解度」「定着度」「時間効率」の３つが重要なポイントです。

これまでの未理解部分解消＆定着確実性によって点数アップへつながり、さらに優れた機能＆指導力によってさらに多くの高校受験対策へ取り組むことができる。

このような通信教育を選べば、かなり志望校へむけた希望の高まる受験対策ができます。

中学３年における崖っぷちの状況を、しっかりとカバーしてくれる通信教育を確実に選ぶことが大切。

ぜひ中学３年において間違いなく効果的な通信教育選びとして、今回の内容をお役立てください。