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中学生の成績が上がらない「おもな5つの原因」とおすすめの改善対策

中学生の成績が上がらない「おもな5つの原因」とおすすめの改善対策

こんにちは、元塾講師のTanaです。

今回は「中学生の成績が上がらない場合におすすめの対策が知りたい」という疑問に答えます。

はじめに言っておきますが、中学生という時期はあっという間に過ぎます。

怖がらせるつもりはありませんが、各家庭においても口を揃えて言っている現実。たぶん今まで耳にした、という経験もあるのではないでしょうか。

もし成績が上がらないのであれば、素早く対策を講じなければいけません。

  • 中学生の成績が落ちる原因はなんだろう‥
  • 中学生の成績が悪いので高校受験が心配‥
  • 中学生の成績を上げる方法が知りたい‥

このような悩みをお持ちでしたら、きっと今回の内容が参考になるかと。

私も元塾講師の経験をしっかり踏まえたうえで、中学生の成績が上がらない原因を紐解いて、さらに最良と思える対策について詳しくお伝えします。

中学生の成績が上がらない5つの原因と改善対策

中学生の成績が上がらない5つの原因と改善対策

私としては、つぎの5つが主な原因と考えます。

  1. 過去の未理解部分を解消できていない
  2. 各単元の理屈をしっかり理解できていない
  3. 定着できておらず記憶が薄れている
  4. その場で疑問解消できていない
  5. 成績アップへ効果的な勉強方法ではない

この中の1つは、きっと思い当たる節がないでしょうか。

もしかすると複数の原因があるという場合も多いと思うので、1つずつ解決できるよう改善策を話します。

慌てる必要はないので、まずはじっくりと考えてみてください。

成績上がらない原因①過去の未理解部分を解消できていない

成績上がらない原因①過去の未理解部分を解消できていない

成績というのは「過去の理解度」を可視化したものであるということ。

したがって過去に未理解部分があるほど成績が悪くなりやすいため、しっかりと「過去の復習」を行うことが成績アップには重要であるということが分かるかと思います。

このことからも成績が上がらない場合は「過去の復習」がしっかり行えているかについて追及してみることが重要で、もし不足しているようであれば効果的な復習をまずは導入するのがおすすめです。

過去の復習を実施するときは、できる限り根本的な原因から改善するのが良策。

たとえば中学生範囲の単元が理解できない場合、もっとも根本的に大きな要因となっている単元は小学生範囲ということも。まずは未理解部分から根本的原因を追究することが大前提となり、とくに積み上げ学習といわれる数学・国語・英語といった教科においては、最適といえる改善策の手順になります。

中学生の成績が上がらない原因として、もっとも大きいと思われるのがこの過去の未理解。

本気で成績アップを図ろうとする場合は避けて通れない部分となるので、しっかりと過去の未理解を解消するという改善策を行ってみるのが極めておすすめです。

成績上がらない原因②各単元の理屈をしっかり理解できていない

成績上がらない原因②各単元の理屈をしっかり理解できていない

中学生の成績が上がらない原因として、これも重要と思えるのが「理解不足」というもの。

いくら時間をかけて勉強を重ねたとしても、しっかりと理解へつながっていなければ成績アップへ直結することはないかと。

この場合の改善策としては「理解へつながる解説」が極めて重要となる要素で、わかりやすく詳しい解説によって勉強できているかについてまずは確認してみることがおすすめです。

もし現在の勉強スタイルが紙教材という場合は、自分で文字を読んで理解し、さらに理屈を読み取るという作業が必要。この学習方法で成績が上がらないのであれば、もしかすると文章の理解力という部分において得意ではないのかもしれません。

もし文章を読んで理解する学習スタイルが苦手のようであれば、デジタル教材に搭載される映像授業によってわかりやすい解説を受けるといった学習スタイルも検討してみる価値あり。

また学校の授業だけでは理解へつながっていないことも考えられるので、こうした理解へむけ多くの工夫がある映像授業を活用することで、理解へつながるという場合も多くあります。

まずは今現在の勉強方法で「しっかり理解できているか」についてチェックしてみてください。

自分で文字を読むというスタイルで成績が上がらないのであれば、学校の授業のように解説を聞くという学習スタイルを用いてみるのも良い改善策になります。

成績上がらない原因③定着できておらず記憶が薄れている

成績上がらない原因③定着できておらず記憶が薄れている

中学生の成績が上がらない原因として、理解不足のほかに「定着不足」という場合も少なくありません。

いくら理解できたとしても、定着し切れていないため成績アップへつながらないというもの。とくに時間経過とともに記憶は薄れていくので、過去へさかのぼるほどこの傾向が強まりやすくなります。

この問題を改善するには、まず理解できれば、つぎは徹底的に定着を図ること。

定着を図るために重要となるのが「多くの問題をこなす」という学習方法で、その単元を完全に理解&確実に記憶するためにも、多角的な問題へとり組んで1つもミスのないレベルまで持っていくことが重要です。

また時間経過とともに記憶は薄れていくため、しっかりと定着できたと思っても計画的にまとめ復習を行うなど、一定期間で記憶をよみがえらせるという作業も確実な定着が期待できる方法になります。

中学生で成績が上がらないとき、わりとこの定着ができていない場合も多いもの。

しっかり理解できたということで勉強を終わってしまうのではなく、その次はその知識をしっかり記憶するために定着学習を行う。さらに忘れてしまわないよう定期的に復習で記憶を呼び起こす、というサイクルを導入することがこの問題の改善策としてはおすすめです。

成績上がらない原因④その場で疑問解消できていない

成績上がらない原因④その場で疑問解消できていない

あまり気にかけない家庭も多いですが、私はこの「素早い疑問解消」はかなり成績に影響すると思います。

疑問部分(理解不能)というのは学習を行うにあたって大きなマイナスで、その先へ勉強を進めることができなくなるため、学習効率だけではなく時間効率にも悪影響。

そのまま疑問点を放置しておくと結果的にムダな時間を過ごすことになり、さらに子供自身もストレスを感じてしまい勉強が滞るなど、まったくメリットはありません。

最悪の場合であれば疑問点がそのまま「つまずき」となって将来の成績にも悪影響を及ぼすなど、一刻も早く疑問解消を行うことが成績アップへつなげる重要な要素になります。

とくに中学1年生(新中学生)の時期というのは小学生時代とは違って、学習内容や勉強スタイルなども大きく異なるため疑問を持ちやすいタイミング。できる限り素早く疑問解消を行うことが必須ともいえるポイントになります。

この疑問解消を行うためには幾つかのパターンがありますが、もっとも手軽な手段となるのが親がサポートする方法。この場合は素早い疑問解消へつなげることが期待できますが、1つだけ着目しておきたいのが親のサポート力になります。

自分が疑問解消できるだけの学習知識を持っていれば可能で最適な手段となりますが、もし不足していると思われるのであれば外部に委託するという手段がおすすめ。通信教育(デジタル教材)やオンライン指導など、インターネット特性を活かして素早く疑問解消できるスタイルを導入することも良い改善方法になります。

中学生が疑問を抱えたまま放置することは、高校受験にむけても一切デメリットしかないもの。

毎日の家庭学習においてもマイナス要因しかないので、もし現在この疑問解消ができず成績が上がらないという場合であれば、すぐにでも素早く疑問解消できる方法を導入するのがおすすめです。

成績上がらない原因⑤成績アップへ効果的な勉強方法ではない

成績上がらない原因⑤成績アップへ効果的な勉強方法ではない

中学生の成績アップにおすすめ、といえる学習内容はつぎの通り。

  • 過去の復習をしっかりとできる
  • わかりやすく理解へつながる解説を導入する
  • しっかりと定着を図る
  • できる限り素早い疑問解消を図る

もしこの中の1つでも欠けているのであれば、効果的な勉強方法とはいえないかと。

最低でもこの4つは実施しておきたい重要なポイントで、1つでも欠けてしまうと成績アップは難しくなるかと私は思います。

したがって成績が上がらない場合は、まずこれらのポイントを要チェック。

不足がある場合は家庭内において対策を講じるか、もし全ての対策が難しいようであれば外部に頼るなどの改善策を用いることがおすすめです。

いくら効果的ではない勉強方法を続けていても、時間ばかりを要して結果につながらない確立のほうが高くなります。すでに今までにその勉強方法で成績が上がらないのであれば、まずもって根本的に勉強方法を考え直してみることも良い改善策になるかと思います。

効果的な勉強方法を実践するためにも、まずは1つずつポイントを改善してみてください。

もし家庭内において改善が難しい、という場合。

外部に頼ることで「成績アップが期待できる家庭学習」を構築できます。

私のおすすめ勉強方法について詳しく解説します。

矢印

中学生の成績が上がらない場合におすすめの勉強方法

中学生の成績が上がらない場合におすすめの勉強方法

中学生にむけた勉強方法としては、一般的に学習塾という意見が多いと思います。

しかし私は「思ったより効果が期待できない」という理由で、とくに中学3年生にはすすめません。

私がおすすめする勉強方法は次の通りです。

  • 通信教材(紙)を利用する
  • 通信教材(無学年&デジタル)を利用する
  • 家庭教師(訪問・オンライン)を利用する

さきほど解説した「5つの対策」を網羅しており、いずれも極めて効果が期待できるかと。

学習塾という選択肢もありますが、内容的に考えても私はこれらのほうがおすすめ。

さらに詳しく、私がおすすめの勉強方法を解説します。

おすすめ①通信教材(紙)を利用する

おすすめ①通信教材(紙)を利用する

おすすめの学年中学1~2年生
学べる教科5教科全般
成績アップ対策教科書準拠、詳しい解説、高い網羅性、別冊教材
おもな特徴もっとも一致率の高い教科書準拠で学べるため理解しやすい。教材選びを間違えなければ網羅性も高く解説もわかりやすいため成績アップへつなげやすい。

中学生の成績が上がらない場合、まずお勧めなのが紙の通信教材。

物理的にバックナンバーがないと過去の復習がほぼできないので、中学1~2年生には適していますが、中学3年生にはあまりおすすめしません。

おもに特徴となるのが「一致率の高い教科書準拠」という部分で、学校と同じペースで家庭学習ができるため極めて効率的。記憶が濃いうちに理解&定着へとり組めることで、かなり成績アップへつなげやすい学校外学習のスタイルになります。

紙の通信教材といっても内容的にバラつきがあり、選び方には注意が必要。しっかり「優秀な教材」を選ぶことによって、中学生の効果的な成績アップ対策ができます。

別冊教材による定期テスト対策などが付属されるのも特徴で、教科書準拠のため極めて一致した内容。したがって定期テストでの点数アップも期待できることにで、より成績アップへつなげやすい勉強方法です。

入会時からのスタートとなるため、過去の復習を充実させるためには少しでも早く始めるのがおすすめです。

私がもっとも優秀と思う紙教材がこちら。

塾なしで高校受験「通信教育ポピー」だけで狙える志望校

塾なしで高校受験「通信教育ポピー」だけで狙える志望校【元塾講師の徹底解説】
実際に通信教育ポピーを体験した知識から「塾なしで高校受験にむけた通信教育ポピーの学習効果」について詳しく解説しています。塾なしで通信教育ポピーだけで狙える志望校について元塾講師の経験からも解説します。

 

おすすめ②通信教材(無学年&デジタル)を利用する

おすすめ②通信教材(無学年&デジタル)を利用する

おすすめの学年中学生全域
学べる教科5教科全般
成績アップ対策映像授業、無学年方式、ドリル・テスト機能、AI機能による学習サポート
おもな特徴無学年方式を選ぶことで小学生や中学生全般を復習できるため成績アップへつなげやすい。わかりやすい映像授業が搭載されていることで理解しやすい。高校受験までに時間のない中学3年生にはとくにおすすめ。

私がかなりおすすめと思うのが、このデジタル式の通信教材になります。

紙教材が進化したスタイルということで内容的には文句なく、とくにインターネット特性による「映像授業」「AIシステム」といった便利機能によって、かなり理解&定着につなげやすいのが特徴。

これまで紙教材ベースの家庭学習で成績が上がらないという場合は、このデジタル式の通信教材に切り替えてみるというのも良い手段になるかと思います。

1つだけデメリットをいうならば、モニターへの慣れ、操作の慣れなどが必要かと。

そのあたりをクリアできるのであれば極めて有意義な勉強方法で、とくに「無学年スタイル」の教材を選ぶことで、しっかりと過去の復習にもとり組めるため成績アップへつなげやすい手段になります。

映像授業が理解しやすいのは想像通りで、私はこれ以上の理解方法はないかと。

また「AIシステム」においては時間を要するつまずきの根本原因をサクッと表示してくれたりと、かなり時間短縮にもつながる便利機能が満載のため中学生全般においておすすめといえる内容です。

今後のデジタル化に慣れるというメリットもあり、もし迷ったら選んでおけば間違いない勉強方法になります。

デジタル教材(AI問題集)をいろいろ探って良質教材だったのがこちら。

最新の「5教科AI問題集」おすすめ7選

中学生の家庭学習が超効率アップ!最新の「5教科AI問題集」おすすめ7選
元塾講師の経験を活かして「中学生の家庭学習が超効率アップする最新のAI問題集」の中でも超おすすめ7選をピックアップして紹介します。私がすすめるAI問題集はかなり強力。紙の問題集と比べると比較にならないほど効果的なのでぜひ覗いてみてください。

 

おすすめ③家庭教師(訪問・オンライン)を利用する

おすすめ③家庭教師(訪問・オンライン)を利用する

おすすめの学年中学生全域
学べる教科5教科全般
成績アップ対策マンツーマン指導、ピンポイント学習、優秀な講師陣
おもな特徴完全マンツーマン指導で学べるため疑問解消がしやすい。学習範囲を自由に設定できたりと柔軟性が高く、とくに時間のない中学3年生にはおすすめ。

根強い人気を誇る勉強方法で、完全マンツーマン指導のため成績アップへつなげやすいスタイルです。

これまで主流だった訪問型もかなり効果的ですが、最近新しいスタイルとなっているオンライン型もかなりおすすめ。内容的にはいずれも同じなので、派遣エリア外であればオンライン型を選ぶといった利用方法がいいかもしれません。

成績アップ対策においては文句なしで、高学歴で指導力のある講師がサポートしてくれるため極めて効果的。自由に質問ができるため疑問解消方法としても有効で、苦手部分のみを対象としたサポートも可能なため未理解部分に注力するという使い方も成績アップに効果的です。

1つ気になる点といえるのが「対人問題」という部分で、いずれのスタイルにおいても対人関係が苦手という場合はやや難しいかも。もし難しいようであれば画面越しで受講できるオンライン型のほうがおすすめかもしれません。

オンライン指導のほうは意思疎通がしづらいと感じると思いますが、わりとそうでもないかと。

とくに意思疎通においては使用する機材で大きく異なり、私のおすすめは「1カメラ&画面内共有」というシステム。手元カメラも使う2カメラシステムというスタイルもありますが、これは意思疎通がややしづらいため私はおすすめしません。

中学生の成績が上がらない場合、この家庭教師もかなりおすすめの勉強方法です。

私がおすすめの「オンライン家庭教師」がこちら。

中学生の目標に合わせて選ぶ「超優秀オンライン家庭教師」ランキング

中学生の目標に合わせて選ぶ「超優秀オンライン家庭教師」ランキング
中学生の「目標」に合わせて選ぶオンライン家庭教師ランキングです。たったの2選ですが絞り込んだ結果少なくなりそれだけ超優秀のみとなっています。後半では失敗しない選び方も解説しています。

 

おすすめ勉強方法の比較表

ここまでに紹介した勉強方法を比較一覧表でまとめます。

各勉強方法をクリックすると先ほどの各解説項目へ戻ります。

勉強方法おすすめ学年学べる教科成績アップ対策おもな特徴
通信教材
(紙)
中学1~2年5教科全般・教科書準拠
・詳しい解説
・高い網羅性
・別冊教材
・もっとも一致率の高い教科書準拠で学べるため理解しやすい。
・教材選びを間違えなければ網羅性も高く解説もわかりやすいため成績アップへつなげやすい。
通信教材
(デジタル)
中学生全域5教科全般・映像授業
・無学年方式
・ドリル・テスト
・AI機能
・無学年方式を選ぶことで小学生や中学生全般を復習できるため成績アップへつなげやすい。
・わかりやすい映像授業が搭載されていることで理解しやすい。
・高校受験までに時間のない中学3年生にはとくにおすすめ。
家庭教師中学生全域5教科全般・マンツーマン
・ピンポイント
・優秀な講師陣
・完全マンツーマン指導で学べるため疑問解消がしやすい。
・学習範囲を自由に設定できたりと柔軟性が高く、とくに時間のない中学3年生にはおすすめ。

 

まとめ

今回は「中学生の成績が上がらない場合におすすめの対策が知りたい」という疑問に対して、

中学生の成績が上がらない5つの原因と改善対策

中学生の成績が上がらない場合におすすめの勉強方法

といった形をもって、元塾講師の経験をもとに答えてきました。

中学生の成績が上がらない場合は、まず「原因の究明」を行うことが問題解決の糸口になります。

どこに原因があるのか突き止めて然るべき対策を講じる、もし複数の原因があったなら1つずつ確実に解消へ向けた対策を講じていく。

とくに中学3年間というのは、あっという間に過ぎていきます。

もし成績が上がらないと感じれば素早い対応により、少しでも時間をムダにしないことがポイント。

悩んでいても仕方がないので、すぐにでも行動へ移してみてください。

中学生の成績が上がらない場合に、今回の内容が少しでもお役に立てればと思います。