元塾講師のTanaです。今回は「通信教育ってどう比較すれば失敗しない?」という疑問に対して、これまでの経験で培った失敗しない3つのチェックポイントを紹介します。
- より学習効果の高い通信教育を比較して選びたい。
- 子供にピッタリの通信教育を探したい。
比較する手順で解説しますので、そんな疑問にお答えできるかと思います。
手順①スタイルを比較検討する
通信教育には、つぎのようなスタイルおよび特徴があります。
スタイル | 特徴 | |
通信教材 | 紙教材 | 昔からある通信教育のスタイル。紙と鉛筆で机に向かって子供のペースで家庭学習できる。 |
ネット教材 | 最新式の通信教育スタイル。膨大な情報量をはじめAIシステムなど最新機能で効率よく学習できる。 | |
オンライン授業 | マンツーマン指導で疑問点を即解消できるのがメリット。オンライン家庭教師・英会話・プログラミングなどジャンルごとに存在する。 |
まずはこの「通信教育スタイル」を比較検討し、子供に向いているスタイルを選びます。
どのスタイルが向いているかは無料体験などを利用することでハッキリと見えて来ますので、想像するだけではなく実際に体験をしてみることが比較判断する重要なポイントになります。
手順②最終理解まで到達できるかを比較する
高校受験にむけた通信教育選びでは、とくに重要となる比較ポイントが「最終理解への到達度」です。
通信教育スタイルを選んだあとはこの「最終理解への到達度」について徹底的に比較をして、高校受験合格へ向けてより効率に優れる通信教育を選ぶことが大きなカギとなります。
最終理解への到達可能性度について比較すべきポイントは、徹底的な解説があること。
たとえば問題が解けない場合に答えを見て復習するだけの通信教育ではなく、答えに辿り着くまでの過程について詳しい解説があり、さらに頭だけではなく体に覚え込ませられるような仕組みが超重要です。
- 通信教育(紙教材)‥徹底的な解説があること。
- 通信教育(ネット教材)‥AIシステムなどによる理解度アップ施策の搭載。
- オンライン授業‥講習時間外のフォロー(サポート体制)の充実。
通信教育のスタイルによって、このような仕組みが構築されているほど最終理解へ近づけることが期待できます。
とくに通信教育というのは家庭学習の延長ということで、相互学習ではなく一方通行の学習スタイルになる場合がほとんど。しっかりと機能面や工夫箇所などを比較し、この「最終理解へたどり着ける通信教育」についても比較検討することが超重要です。
通信教育ではあまり勉強にならない‥
そんな声を耳にする場合がありますが、これは最終理解にまで到達できていないため。
しっかりと通信教育を比較検討することで最終理解への到達度がグンッと向上するので、表面だけではなく中身まで探って比較することが大切なポイントになります。
通信教育では最終理解へ辿りつけなければ、ほぼ取り組む意味がないといっても過言ではありません。
手順③費用を比較検討する
通信教育を比較検討するとき、最後にチェックしたいのが「費用」です。
とくにオンライン授業の通信教育では「不明な費用」が設定されている場合も多いため、余計(ムダ)な出費を抑えるためにも費用項目をしっかりと比較検討してください。
- 紙教材・ネット教材‥内容と費用のバランスを比較。
- オンライン授業‥不明な費用項目や時間当たりの受講料などを比較。
通信教育(紙・ネット教材)の費用でとくに比較チェックすべきポイントが「総合的なバランス」で、ドリルやテストの問題数をはじめ、機能面などを総合的に判断して比較検討することが大切です。
またオンライン授業では「不明な費用項目」を第一に着目して、さらに授業料など時間当たりのコスパを比較検討することで健全な運営会社を選びだすことができます。
まとめ
通信教育を比較検討するポイントをまとめます。
- まず通信教育の「スタイル」を比較する。
- つぎに通信教育の「最終理解への到達期待度」を比較する。
- 最後に通信教育の「費用」を比較検討する。
この3つの比較ポイントを抑えることで、高校受験合格につなげやすい通信教育を選びだすことが期待できます。
いずれか1つでも欠けてしまうと学習効果が期待できなかったり、余計な費用を支払ったりとマイナスしか得られませんので十分に通信教育を比較検討することが重要です。
通信教育の中身まで徹底的に比較チェックすることは時間も必要な作業ですが、スタートしてから十分に高校受験合格へ向けて事足りる通信教育を選びだすためにも必須といえる作業です。
十分に時間をかけて、通信教育を比較して検討なさってみてください。
✅ こちらもぜひ参考になさってみてください。